皆さんこんにちは。気が付けば2月もおわりに差し掛かろうとしています。「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と連携先のSWさんやCMさんと電話するたびに挨拶をしていたのがつい最近のような気がして、時間が経つのは早いなぁと、つくづく感じる今日この頃です。
・・・と言いながら、つい先日最近の流れに乗れていない自分に気づいたのでその話をしたいと思います。皆さんの中には、ここ最近の研修の主流であるWeb研修を受けられたことがある方もいらっしゃると思います。私も何度か受けたことがあったのですが、これまでは講義形式の研修ばかりでした。しかし、先日受けた研修で、前半は講義形式でスライドの資料が映し出されていくという、ここまでは私も経験があったので問題なかったのです。しかし、講義が終わり「これからグループワークに移ります」とのアナウンスが。「どうやってグループワークをするんだろう?一旦退出して新しくログインしないといけないのかな?」なんて考えていると、気が付くと、グループ分けが自動でされており(本当はホストが振り分けの作業をされているんですが)、グループでのディスカッションが進んでいきました。この時に「こんなことまで出来るんだなぁ」と一人で感心しながらも、こんな機能があることを全く知らなかった自分に対して、「流行に乗れてないな」としみじみ実感してしまいました。
コロナ禍で世の中は大変な状況が続いていますが、ICT技術の進歩は目覚ましいものがあり、ちょっとした間で驚くほど便利なツールがどんどん開発されています。Web研修についても新しい機能が増え、研修の進め方も大きく変わってくるのではないかと思います。Web研修のメリットは移動する必要がないことから、これまでは都市圏でしか開催されずに、時間的な制約から参加したくても参加できなかった研修に参加することができるようになります。また、研修を企画する側としても、会場費がかからないことから、高名な先生を講師に招くことができるといったメリットがあります。その一方で、便利なツールがあっても使いこなせなければ意味がありません。これは日々のソーシャルワーカー業務でも言えますが、どんなに知識があってもそれを的確な場面で活用できなければ宝の持ち腐れです。便利だなと思うことがあったら「まず使ってみる」ことが大事ですね。世の中から取り残されないように私も頑張ります。
いだてん