皆さん、こんにちは!はったらーです。

本日は、「自分の実践を見つめ直したいとき」に、きっと役立つ書籍をご紹介したいと思います。

 

皆さんは、日々の業務を振り返ったり、立ち止まって考えたとき、自分のしていることが「支援」と呼べるものなのか・・自問自答したことはありませんか?皆さんの中には、振り返る時間・立ち止まる時間すら持てず、葛藤を抱えながら日々を過ごしている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、2つの書籍をご紹介したいと思います。

 

一つ目は「支援者が成長するための50の原則(著書 川村隆彦 中央法規)」です。

掲載されている50の物語は著者の実体験や見聞が主でとてもわかりやすく抵抗感無く読める内容になっていると思います。

さまざまな業務に追われる中で、相手の立場に寄り添う大切さや倫理観をつい見失うことも時にはあると思います。そんな時に、専門職としての指針や「人として」どのように接したら良いのか、改めて考えさせてくれる書籍でもあると思っています。

知識不足、技術が未熟という以前に「人間性の確立」が何よりも大切であるという著者の思いも感じられます。

 

二つ目は「ソーシャルワーカーの力量を高める理論・アプローチ(著書 川村隆彦 中央法規)です。

ある研修にて「あなたはその支援をしたエビデンスは何に基づいているの?」と問われたことがあります。

何も説明できない私がそこにはいました。「それは、私の経験上というか何というか・・・ソーシャルワーカーの勘とでもいうべきか」と、冗談半分で答えると、真面目に怒られてしまったことを今でも鮮明に覚えています。講師の先生に対して大変失礼な態度をとってしまったと今でも反省しています。

〇〇アプローチってそういえば、学校(研修)で習ったような・・・。エビデンスに基づいて支援したいなぁ・・・。ケースの検討や振り返りをしたいなぁ・・・。そんなあなたにおススメなのがこの書籍になります。そして、後進育成や学会の参考資料等、お守り的に部署にあると重宝する一冊でもあると思っています。

 

MSWの置かれた環境は、決してラクではないハードな環境ではありますが、悲壮感よりは幸福感を抱きながら働きたいものですね。

 

はったらー