こんにちは、よねおです。MSWは伊達(ダテ)じゃない!!(これ一度言ってみたかったんです)
私に教育研修部会のペンネーム:通常の三倍さんからお手紙をいただきました!ありガトーございます
通常の三倍っていうから、きっと赤い車か、赤い何かを愛用してることと推測します。
ここまでの文章・フレーズでニヤッとした方、あなたはきっとガンダム好きですね(笑)
えっ、なんでいきなりガンダムって思った方、ペンネームからよねおが勝手にテンション上がっただけです。お付き合いいただきありがとうございます。(といっても、少々関連しますのでご安心ください!)
さて、ここからが本題です
テーマは「ニュータイプソーシャルワーカー」
まさに、新しい生活様式(ニューノーマル)が取り入れられ、人々の生活が変容する今だからこそ、私たちMSWの在り方・未来について思いを馳せるのもいいのではないでしょうか?宇宙でのソーシャルワーク、AIとの協働、未来は案外すぐそこかもしれませんね。
皆様、ご一読ください!
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『ニュータイプ・ソーシャルワーカー』
米国が2020年に宇宙軍を、日本は22年度までに宇宙領域専門部隊を発足させるという。いよいよ宇宙世紀の始まりか。
幼少期に夢見た宇宙は、映画やアニメの世界だった。アポロ計画やスペースシャトルなど宇宙を感じさせる現実はあったが、自分の生活とは遠く乖離した、非現実的な世界観であった。
しかし、時代は変わった。数年後には民間人が宇宙に出る。宇宙が“生活圏”に入ってくるのだ。宇宙の話は、多少大げさかも知れない。しかし、世界はここ約15年で30%程度別物になった。“情報”技術とその概念の進展によって。人間という生物としての構造は変わらないが、その生活様式は大きく変容したのだ。しかも、それは加速度的でありながら、時代への適応度の格差も大きくしつつある。
ソーシャルワーカーは、時代や時流の変化に敏感であるべきだと言われる。人々の生活は時代や時流を作り、一方で時代や時流の影響を受けて人々は生活様式を変容させていく。“人々の生活”にその存在意義を置いている以上、その変化を捉えなければならない。
ソーシャルワーカーとはそういう者達である。
私たち医療ソーシャルワーカーは敏感にそれを捉えているだろうか?この時代に、私たちは何を見て、何をするべきなのか。
面白いことに、ソーシャルワーカーのコアとなる部分は、変わらない。『この時代の流れの中、クライエントがどう生き、どう存在したいのか』である。一方で、困難さを増すのは、“この時代”を捉えておかなければ、『時代に乗る生き方』『時代に乗らない生き方』双方のクライエント支援は成立しないということである。過疎地の高齢者を支援することも、都会の子供を支援することも、“社会の状況”を知らなければできない。
ソーシャルワーカーは保守的で時代から遅れ気味である。コーディネーターの役割は担えても、イノベーターの役割を担えているかどうか。特に近年の医療ソーシャルワーカーはコーディネーター的である。ファッションのコーディネートをイメージすればわかりやすいが、そこにあるものを選ぶ者である。新しいアイデアや価値を創造して社会を変革する者であるイノベーターではない。黎明期のソーシャルワーカーは、イノベーター的要素が強かったにも関わらず。
このままでは、AIに仕事を取られる職業TOP100に入るだろう。
私たちは、改めて、イノベーター的なソーシャルワーカーになる必要が出てきた。時代の変化は、新たな生活課題と、情報格差による生活格差、また、まだ見ぬ課題を生み出し続けている。
Aida・Canonや浅賀ふさから始まった医療ソーシャルワークは、医療連携の主役という多少本筋から外れた経過を辿りつつ、改めて、ニュータイプのソーシャルワークを作り出す時代に来ている。
いずれ、宇宙でソーシャルワークをするために・・・。
P.N 通常の三倍