九大昆虫班のブログ -22ページ目

九大昆虫班のブログ

九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

2日目

 

さー、今日から本格的に採集だ!ということで、キャンプ場から近い野底岳へ。

流石は石垣、南方系の蝶が飛んでますね~(⌒∇⌒)

 

おっ!あれはリュウキュウアサギマダラだ!やったー捕れたぞ!

 

と思い、キャンプ場に戻ってみると、ごみのように飛んでいる。先ほどの私の小さな感動を返してほしかったですねwww。ヤマトシジミを大きくしたらこんな風に乱舞してんだろうな~

 

管理人に会い、電源のカギを開けてもらったところで伊野田の海岸沿いで採集。

 

 

南国の海に飛び込みたいという欲望を抑えつつも採集しました。結果は後程

 

 

ある程度採集したところで、ライトの充電も完了し、いざナイターへ!

、、、とその前に腹ごしらえを。

これが石垣(1)最後のまともな食事となることは、この時の我々には知る由もなかった。

↑フラグです。

 

腹も満たされ屋良部岳に向かい、日が暮れるまでまだ時間もあったので周辺を歩いてました

 

←隠れる場所違うぞ!www

 

 

日も暮れ、ライトをつけてみるとなかなか来る。外村先輩大興奮です。

 

 

1時間後

 

しかし、出だし好調だったにもかかわらず、大型の蛾や、甲虫が全く来ない。

 

あれれ~、おかしいぞ~👓と思っていると、充電も切れ撤収。

 

車に乗り3分ほど進むと、まぶしい光が!!!

すぐ近くで我々と同じ虫屋が!! しかも灯火総研!?

 

こっちに全く来なかったシンジュサンも10以上来たとか、、、。

 

完全に持っていかれましたね、、、。

まあ、いい人でした。シンジュサンも一頭いただきました。ありがとうございますm(__)m

今年度昆虫班班長になった齋木といいます。蝶屋をしています。

春休みということもあって、私自身初めての長期遠征として八重山のほうに行ってまいりました。

今回はそのことを書いていこうと思います。採集した昆虫の写真については標本ができ都度貼っていこうと思います。

 

 

1日目(3/16)

 

8時に福岡空港で外村先輩と落ち合うことになったのですが、農学部でありながら伊都での生活を決め込んでいる私は6時半には家を出なければならなかった。

遠足の前の日はワクワクして眠れないタイプの私は前日オールが確定

レッドブルをちびちび飲みながら夜が明けるのを待っておりました。

 

ハンディライト2つとテント、そして自分の荷物を持って出発しましたが、今日は平日!通勤ラッシュとがっつり被ってしまいました、、、。

周りのサラリーマン、学生たちに申し訳ないなと思いながら、また、オール後で初日から身も心もボロボロの状態でなんとか福岡空港に到着。

外村先輩とも無事合流することができ、一安心。なんやかんやありましたが、那覇、そして石垣空港に着くことができました。

 初日の昼食のソーキソバ

 

 

レンタカーを借り、伊野田のキャンプ場に着き、「ナイター行くぞ!」と思ったところで管理人がいない!?

聞くと5時には撤収してしまうらしい。電源が使えるという伊野田の利点があったのだがこれじゃあ仕方ない。ということで、テントを立て今日はゆっくりおやすみなさいzzz。

 

 

三日目は晴れ。風もかなり収まって、ようやく今日はまともにハチ採集ができるはず……。

外村たちが昨日申し訳程度に仕掛けたピットホールトラップ(落とし穴トラップ)を見るも、本当にただの一匹も虫が入っていなかったそうです。はいカブリモドキの望み消滅―。


とりあえず私は植えてあるツツジに来ているハナバチとかミツバチとかを、前二日間でまともにハチが採れなかったストレスの発散と言わんばかりにばっさばっさと採りまくりました。まる。


また、昨日よりさらによさげなパントラ設置場所を見つけたので、悪あがきの様に仕掛ける私。写真撮ってねえ。


そして「ハチならここがいいよ」と言われていたものの、昨日は風が強くろくに採集ができなかった岬へ。



打って変わって超いい天気。波も穏やか。


昨日は転がっている材をみて回ったのですが、あんまり虫がいなかったのでもうちょっと先端のほうに行ってみることにしました。


そして私は大きな勘違いをしていたことに気が付いたのでした……。


ひょこひょこと岬の方へ歩いていくと


あ、
ああ、
ああああああ、
ああああああああああああああ!


ハチが! いっぱい! いる!!!

興奮しすぎて写真を撮れていないのはご愛敬。

昨日我々は岬の途中で車をとめて採集していたのですが、周りはマツとかばっかりでササ系もなく(ササにはヒメバチとかの類が隠れているのでスウィーピングするポイント)、「これのどこがハチ的にいいんだよふざけんなおかしいな。環境が変わったのかな。それとも探し方がいけないのか……?」と思っていたわけですが一つ奥だったんですね~。失敗失敗!


奥は植相が一変していて、カシワの木がたくさん生えていました。カシワの木は花外蜜腺と呼ばれる、花じゃないところに蜜を出す腺があって、これにハチが集まるのです。

私がヒャッハーしながらハチを採りあさっていると、明らかに異質な何かがゆっくりと前を横切った。


あ、
ああ、
ああああああ、
ああああああああああああああ!


ウマノオバチが! 目の前に! いる!!!



しかもド完品。

しかもよく見ると結構飛んでる!

不肖私、ウマノオバチ初採集であります。いやーいい虫だ!

ちょうど「ウマノオバチは伊都キャンで採れるから、採るといいよ?」という某先輩からのあおりありがたいアドバイスをいただいていた直後でした。伊都キャンなんかで採らないもんねっ!



ちょっと鞘がほどけちゃったけど、完品です。こういうときマッチの箱を置きたいんだけどあいにくうちにはなかった……。



顔。かわいい。

いやーいいもん採らせていただきましたわー。


ほんとはもっといいハチもいたのかもしれないけれど、もうこいつで私は満足です。正直ツシマオサよりいい。


その後いいお年のご夫婦(? もしかしたら失礼にあたるかもしれません)でむしとり(網を持っていらっしゃったが写真と観察がメインっぽい)している方がいらっしゃったので少しお話をすると、やはりまだ少し時期は早いらしい。今年は時期が早くなっていると踏んだけど、それでもまだ早かったか。

こういう風にむしとりに付き合ってくれるような相手と結婚したいものです……。


ここで夏が来るのをずっと待っていたかったのですが、残念ながらタイムアップ。

その後超特急でパントラを回収するもなんとさっきしかけたやつのほうが成果がよさそう……。ごめんね先輩?


その後レンタカーを返し、無事船のチケットも取れ、船着き場のおっちゃんが荷物を置いといていい、と言ってくれたので、一人対馬メシを食べていない池田君の強い主張の下厳原の町を散策。


さあとうとう伏線が回収されますよ……!


我々が到達した島メシ、それは……!



つしまば~が~(ドラちゃん風に)!

そう、対馬でも特産バーガーがあるんですね。そういえば対馬は長崎だった。
それにしてもこの辺特産バーガー多すぎない?



この対馬バーガー、パテの中に対馬特産の長いひじきがはいっており、さらにイカも乗っているという海の幸バツグンのハンバーガーなんでゲソ! とても美味い。


全体的に貧果であった今回のプチ遠征ですが、これは新歓採集。新歓採集はハンバーガーを食べるのが目的……。はからずしも我々は最も重要な目的を達成することができたのです(錯乱)!


三日目はこれで終わり。やはりカブリモドキ、ヒメダイコクを私が独占採集して羨望のまなざしを受ける新入生に採らせてあげられなかったのは申し訳なかったかな。

私は小さくなっていく対馬に手を振りながら、リベンジマッチを固く決意したのでした……。