トルコ映画🎬【雪の轍】(🇹🇷: Kış Uykusu、🇺🇸: Winter Sleep)



::::::::::: あらすじ :::::::::::


世界遺産カッパドキアの「オセロ」というホテルのオーナーである元舞台役者のアイドゥン(ハルク・ビルギナー)は、若くてきれいな妻と、離婚して出戻ってきた妹と生活していた。

思い通りに暮らす毎日を送っていたものの、冬が訪れ雪に覆い尽くされたホテルの中でそれぞれの内面があらわになっていき、互いに感情をぶつけ始める。

さらに、アイドゥンへの家賃を払おうとしない聖職者一家との関係が悩みの種で……



3時間以上ある長編なので⏳、時間の余裕がある時に⏰鑑賞するのをオススメします。


そして、……静かに淡々と進み、私は炬燵に入って見ていたので、………最初は、途中で寝てしまいましたzzzふとん1

(つい最近、この映画がHuluに入っているのを知った)


実はこの監督ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge Ceylan)の、別の映画

🎬【読まれなかった小説】(2018 🇹🇷🇫🇷🇩🇪…)
(原題: Ahlat Agaci )

も以前、⏳三時間以上の長編と、小説家を夢見る主人公が、理屈っぽくて知らんぷり、人の話を遮って持論を展開するシーンが多く、
………途中で寝てしまいました💧
が、最後良かったです。


【雪の轍】も(ちゃんと最初から見直した)、妹との議論や、夫婦間の言い争いがしつこいくらい長いですが💦、
ドキュメンタリーのようで、リアリティーがあり、
なかなか自分を客観的に知ることは、多くの人は稀で、相手のキツい言葉に凹むと思いますが(それも身内は辛辣だし)、
それぞれの胸の内は、誰もが腑に落ちる台詞が多く、静かに何か残り
❄雪のカッパドキアが似合う、納得の終わり方でしたウインク

あと劇中🎥『イブラヒムおじさんとコーランの花🌷』のロケ地だったと台詞があり、
そういえば最後にトルコだったのを思い出しました車

そして、主人公アイドゥンを演じるハルク・ビルギナー(Nihat Haluk Bilginer)
彼はNetflixの映画やドラマにもたくさん出演していて
📺『罪なき者』(🇹🇷MASUM)では⬇️、イブラヒム(オカン・ヤラブク)の父親役でした

そして慈善活動メンバーの↓レヴェント役
(Nadir Saribacak)は
【キョセム】シーズン1ビュルビュル!!

サフィエの忠実な宦官で、何度もキョセムとは🆚敵対していましたが、
最後まで🤴皇子達を守り、キョセムや、ジェンネトが処刑ナイフされる直前で助け、
🐏キョセム(先導者)と名付けたのも彼でした

そしてアイドゥンの歳の離れた↙️妻ニハル
(はじめ親子だと思って見ていた💦)

どっかで見たことある…?!…フィルーゼ
と思いながらみてたら………違って…………💧
彼女、誰だがわかります?

この方メリサ・ソゼン(Melisa Sözen )は、【オスマン帝国外伝】に出てきた側女で🤴ムスタファのお気に入りエフスン!!びっくりハッ
ビックリポーンなるほど!? 確かにそうでした。
この時はアウン・サン・スー・チー女史に似てる……とまだ赴任前のムスタファの相手にしては、老けてると思いましたが、美人ですね(って、どんなけ上から目線?!👁)

そして余談ですが、個人的に驚いた事に、配偶者にアリジャン・ユジェソイの名前があって、更にビックリ!(でも結婚生活は1年で終わったらしいハートブレイク)
アリジャン・ユジェソイもNetflixの映画やドラマに色々出てて、ジハンギル(子役)や【キョセム】のハンダン母后や、皇女ディルルバ、等と共演し、日土合作映画🎬【海難1890】にも出演していました右端↘️
(🐻ルトフィー(シャー皇女の夫)も出演)


それにしても、エフスンの出てた頃、懐かしくてシーズン2見直したら(笑)😅

元は、ヒュッレムからムスタファ暗殺の為に送り込まれた側女エフスン(不安…ゔ…ムスタファは何度殺されかけた事かムカムカ)

予定通り、純粋なムスタファの心に入り込み☺️、🧪🍴毒殺を謀るもガーン
エフスンの気持ちもだんだん動き始め💏、ギリギリで暗殺失敗し🙅ムスタファを守り、
そして🤰妊娠が発覚し………

その頃、母后の姪🇺🇦クリミア王女アイビゲと、政略結婚することになったムスタファを阻止しようとした🦹ヒュッレムは、
アイビゲマルコチョールと惹かれ合っている💏のを利用し、煽り、二人の関係が白日の下に晒され、
マルコチョールが⛓️捉えられてしまったところでした

そしてマルコチョールの処刑の回は………

ムスタファは、婚約者アイビゲとの密会?の相手の処刑の決定権という、大きな試練をスレイマンから与えられ、苦悩しました
そして悩んだ末、マルコチョールのこれまでの帝国への貢献に対し「罪の代償は死ではない」と、処刑を中止させ恩赦を与え
嬉しそうなマトラークチュ泣き笑い

そしてスレイマンに「皇帝でない自分が処刑を下すのは畏れ多い事」だと理由を報告すると
「決定を下すより、それを翻す方が困難だ」と、ムスタファの恩赦に、この上なく満足していると褒めました✨………が………

その後、カールからの使節の相手や、グリッティに🇭🇺ブダ城🏰の玉座を与えたりと、多忙な大宰相イブラヒムですが


最近のイブラヒムに不信感を持ち始めたハディジェは🧐、酒場へ行ったイブラヒムを尾行させ、翌日はマトラークチュを呼び出し、質問攻めにし(ホントにマトラークチュは優しいね笑い)

突然、宮殿を訪れ……
「私の憂鬱も、悲哀も 喜びも明るさも、
 あなたが源、源泉なの」
と、気持ちが離れているのを感じると素直に認め、ここまではいいけど…………💧

 それを分かって安泰しているだろうが、
 大間違いムカムカ  ………私を裏切ったら、
 今の地位は、簡単に切り捨てられるわ!
と、脅され、あ然とするイブラヒム💧
ハディジェはいつも不安になると、👑皇統をむき出しにしてイブラヒムにマウント取り、相手のプライドを傷つけ🤕、更に溝を深めて心が離れる事までは考えが及ばないようで……(「李王家の縁談」読んでても、皇族の思想は民とはかけ離れているの分かる💧)

…悲しいけれど、逆効果にしてしまいますね…泣き笑い

一方、エフスンの妊娠が母后様にも知られてしまい驚き、墮胎させられた時に出血が止まらず……死に際に
ヒュッレムから🧪毒を盛れと命じられた事を告白し、殺されるから気を付けてと遺言を残し、ムスタファの腕の中で亡くなりました
と、たった一話に、テンポ良く盛りだくさんでした笑い
(「キョセム」は毎回ワンシーンが長く、話も間延びしてる気がして…やはりスレイマン時代は面白い時代だったと思った)

でもこの後、ムスタファは、ヒュッレムから、毒殺されかけた事をスレイマンに話しますが、………🦹ヒュッレムを信じるんですよね…?ムカムカ

☪️アーミン🛐