【李王家の縁談】

去年から楽しみにしていた、林真理子さんの📕【李王家の縁談】が出版されました拍手🎊


この本扉の🖼装画は↓

3年前のバースデーケーキ誕生日にフレンチを食べに行った🏨赤坂プリンス　クラッシックハウススプーンフォーク

(旧グランドプリンスホテル赤坂　🏡旧館)

1930年に造られた「旧李王家東京邸」で
梨本宮方子(まさこ)様こと、李方子(🇯🇵リ・マサコ＝🇰🇷イ・バンジャ)妃と、その夫
韓国世子李垠(🇯🇵リ・ギン＝🇰🇷イ・ウン)の新居でした🏠

昨年11月に📕出版されたので、12月に近くの本屋を数件探したら全然無くて悲しい、先日買ったら、早くも第2版！でしたびっくり

さすが人気作家ですね？！


………ただ、個人的には、出来れば📅一昨年に📕出版して欲しかった……ハートブレイク


というのも、李垠、方子妃ご成婚が、🇯🇵🇰🇷日韓併合から10年後の1920(大正９)年だったので、2020年はご成婚㊗️100年雛人形でしたが、日韓双方に、記念団体も記念事業もないそうで、特に記念イベントらしきものは皆無のようだったので😢…………

でもこうして、林真理子さんに書かれたことにより、読みやすく、あっという間に読了しましたウインク(あと家系図があればもっと分かりやすかった………文藝春秋では簡単なのが載っていましたけど)

厳しい歴史のうねりに巻き込まれた、もう一人の「まさこ様」について注目れ、📿成仏されたような気もします🙏

そして、📖本を読んだ率直な感想は、

令和の平民の私としては(笑)……
まじかるクラウン皇族、👑宮家の縁談は、身分のバランスから親が選んだ相手が当たり前の時代ではありましたが、

やはり📕本の主人公梨本宮伊都子様の思い込みと自己満足に、ご息女や周りが振り回された印象を持ちましたガーン

(……閔妃事件を知りながら、高宗の息子李垠を日本人と結婚させたら、韓国からはどう思われるか、娘の将来、孫の立場に気が回らなかったのか？🤷)

また 大宮様(貞明皇后、昭和天皇の母君)からの推薦で決めたとはいえ、李垠の異母妹🇰🇷徳恵姫(トッケオンジュ)と宗武士の縁談も…

二組とも結局、相思相愛💏になり結婚したことは事実とはいえ、

例えば李垠は、伊藤博文(↓中央)にとても可愛がられていたようですが

(福島県「天鏡閣🏡」(有栖川宮威仁親王殿下邸)で見掛けた⇓写真左手前が李垠)

やはり、まだ小学生で🎒、母親👩‍👧から引き離され日本に連れてこられた事は、
いくら、🏗近代化した日本で学ばせると言われても、韓国からしたら無理やり人質として連れていかれたと非難されても仕方ないかと思います。

でも、コインたちバブル時代を代表する🏨高級ホテルだった赤坂プリンスも今は無くなってしまいましたが、
この旧李王家東京邸だけが残っている事は🇰🇷韓国にも美談として伝えて欲しいですね…

と、書いていたら昨日！！
NEW西武グループが🏨プリンスホテル等を、シンガポールの投資ファンドに売却するニュースを知り驚きました………ポーンハッ

🏠旧李王家東京邸が、皇居と赤坂離宮の間にあるように、
元皇族、宮家等の土地を殆ど、国土の堤氏が買収し、🏨プリンスホテルを建てた🏗️わけでしたが、まさかたった100年後には海外ファンドに買われてしまうことになるなんて………ガーン
………日本の弱体化……ホントに心配💦


そして日本の敗戦により、皇族の身分を剥奪された後、今度は納税する立場になり、資産を売却しながら細々と生活を送り、

最後は、民間人だった上皇后美智子様の婚約会見を📺見たところで本は終わりでしたが

「あとがき」として、長女方子様のその後の事も書いて欲しかったです。

日本の敗戦で、韓国が解放されましたが

韓国映画🎬「ラストプリンセス」でも、徳恵翁主が韓国に帰国しようとすると
👑皇族に関しては、祖国韓国からは入国拒否があり🚫🛃🚫、

日本では「戦後」は太平洋戦争後ですが、その後、朝鮮半島では朝鮮戦争も起きて⚔️、

方子様は日本国籍も喪失し何年も待った後、🇯🇵🇰🇷日韓国交正常化になり、様々な働きかけにより、やっと夫の祖国韓国に入れましたが

お互いの祖国の複雑な転換期に巻き込まれ、
本当に歴史に翻弄された方々だったようです。

その🎬【ラストプリンセス】(🇰🇷:徳恵翁主)
悲しい運命に振り回された一人の徳恵を演じるのは✨ソン・イェジン✨
美人なので悲壮感も更に際立っていました💦
また少女期を演じるのはキム・ソヒョン

そしてこの🎬映画では、戸田菜穂さんが👸李方子妃(徳恵翁主の義姉)を演じていて、品があり、理想的で嬉しかったです拍手
貧困の晩年も演じていました↓
(英親王は、李垠の韓国での名称)

宗武士は、キム・ジェウクが演じていて、彼は日本語ネイティブなので適役だと思いましたが、本物の宗武士は、本当に美男子でモデルのようだったみたいですね目がハート飛び出すハート

(韓国では「不細工な男と結婚させられた」と長年捏造され続けていたようですがムカムカ)


それから数年前、上皇皇后両陛下が私的な旅で神社高麗神社(埼玉県)を訪れたニュース見て、とても胸が熱くなりました✨おねがい
(その翌日は、深谷の渋沢栄一生家にいらっしゃいました)
ここには、李王垠、方子女王殿下の🌲植樹もあり↓

今年も初詣で⬇️見上げて安堵した私🙏✨
昭和11年に植樹されたのでしょうか？↓
………毎年…思うのは
「昌徳宮李王垠殿下」は韓国語読みは「チャンドックンイワンセジャ」なのかな………？
🤔日本語は「マサトクノミヤー？」「マサトクグウ？」とずーっと疑問(笑)


それから過去には、🇯🇵🇰🇷日韓合作ドラマ
📺『虹を架ける王妃 〜朝鮮王朝最後の皇太子と方子妃の物語〜』(2006年)
というドラマがあり、方子妃を菅野美穂さんが演じ
🇰🇷🤴韓国の皇太子、李垠を………何と、岡田准一君が演じていたそうハッ

🎬「ラストプリンセス」では、李垠もこんな風貌でしたが💧↓岡田准一版を見てみたいです。


最後に、
この本が、秋篠宮家の長女眞子様の結婚直後に出版されたタイミングも、興味をひいた事もあったようで(笑)　林真理子さんも
「みんなに『狙ったでしょ？』って言われるダッシュ」とインタビューに答えていましたが
…🗽国外に出ても、ネタにされ続け、お気の毒ですが、半世紀後や100年後、この結婚もドラマ化や映画化されそうですね💧