【オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】
  シーズン4 (51~55)

……🎪🎪… 今週も辛い週でした…😢🎪🎪……

この年は、スレイマンにとっても、忘れられない年に……🛐

✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨

亡骸になってしまった皇子ムスタファ

ムスタファの懐にあった遺書を読む陛下📃
“”私は、かりそめの世を去りました
 父上は罪に手を染め
 罪なき者の命をお奪いになりました

 私は反乱を、起こさぬことを誓い
 父上は、命を奪わぬとお誓いに
 私は誓いを守り、裏切りませんでした
 我が息子と我が娘の命に懸けても決して
 しかし父上は、誓いを破られました。
 反故になさったのです。
 私は父が息子を殺す、
 非情な世界を去ります“”

軍団も、高潔で勇敢な皇子の死に愕然………

するとそこへムスタファの名を叫び、タシュルジャルが泣きながらやって来ました馬DASH!

そしてジハンギルもやってきて、既に亡骸になってしまった兄上に抱きつき、号泣した後
🎪天幕の中の父に聞こえるように叫びます
罪なき者を殺した!!
 無実の者を殺めたんだ。
 父上何故です!? 兄は敬愛してた!

自然とイェニチェリの導師が、ムスタファを弔い開端章を始めました☪️🛐

そして遺体は、ムラト帝の霊廟のあるブルサへ運ばれて埋葬されるので、タシュルジャルが同行しようとすると、
😈リュステムから呼び出され、アマスヤへ訃報を伝えるように言われます。
あなた方は中傷で、陛下に毒を吹き込み
 大罪を負わせた。
 軍団の反乱の芽は、身から出た錆だムカムカ
 
 仕方なく、一番辛い報告をマヒデブラン達にしなければなりません。

それをカラ・アフメトパシャに話すと
「……私が⚠警告したのに、なぜ来た?
 ……もっと力になれれば・・・

と、弓矢を放った🏹のが自分だと聞かされ
裏切り者はヒクメト隊長で、アトマジャや隊長達を餌食にしたと教えてもらうと
(先日書きましたが、もっと早くファトマ皇女と結婚していたら、結果が違っていたと思ってしまいます😢)

それを後ろで聞いたフセイン軍曹は、ヒクメトを引っ張り出し、軍団に
殿下は、裏切り者のせいで、命を落とした
 大宰相と手を組み、殿下を中傷し陥れた。
 裏切り者を殺せ!!
 
するとヒクメトは、
俺は悪くない!大宰相の命令だ!
 大宰相の命で、殺し小川に捨てた
と、リュステムへの加担を吐き、他の誰が関与したかを吐こうとすると、
今度はリュステムの手下が口を封じるために、どさくさに紛れて「この卑劣漢め!」と、ヒクメト隊長を殺してしまいましたナイフ

が、そこで反乱になる前にカラ・アフメトパシャが、軍曹を止め、
陛下にリュステムが亡き殿下を陥れ、他の隊長も殺したと報告。
軍団は亡き殿下の無実を信じています。
 ………はばかりながら、ヒュッレム妃が
 偽りと中傷で、陛下のご慧眼を曇らせたと
 大宰相の首を取ろうとしています。」

直ちに介入しなければ、危ないと言うと、👑陛下は👿リュステムを呼び、首に剣を突き付けナイフ尋問
軍団はお前を憎み、首を取ろうとしている
 お前のせいで余が罪なき皇子を殺したと
すると、心情は察する、と言い
反乱を起こす計略は事実で、
 統治者として最も正しいご判断でした。
 決定を揺るがしては秩序が乱れる。
 あなた様は世界皇帝、
 今こそさらにお強くおなり下さい。
 
と、何様!?ムカムカという、開き直りで懇願し、
「ムスタファ殿下は潔白ではございません」とここでも言い切りムカムカ
命は助けて貰ったものの、👻罷免され、♟️国璽は返し、帝都へ去るように言われました。

そしてその後、カラ・アフメトパシャを呼び、なんと大宰相に任命しますびっくりハッ
………が、あまりに突然のことで、あっけにとられていると、陛下に
裾に接吻もせず何だ?!」と言われ、慌ててカフタンの裾に接吻しますが、
任命するには、命の保証をして欲しいと言いました。
……イブラヒムなどの最期を見届けてきたので思わず口から出たんでしょうが、📃勅令も当てになりませんけどね………?
 
 
そのころ🕌宮殿ではバヤジトが、陣営からの知らせが気が気でないようですが、
ヒュッレムは、反乱が起きれば、軍団から嫌われているセリムや、ジハンギルの事も心配するようにいいます。

ジハンギルは、繊細で傷つきやすい。
 魂が傷ついたら病弱な体が耐えられない。
 それを考えてる?
(…って、誰のせいでジハンギルが傷ついていると?
このセリフ、そのまま🦹ヒュッレムに問い返したいわムキームカムカ)
 
しかしバヤジト
兄弟の絆とは、その瞳の奥を見つめた時、
 愛情が見えることです。
 母親が同じである必要はない✨
 と言い切りました。


その頃タシュルジャルは、アマスヤへ行き、ムスタファの処刑を伝えます。

マヒデブランは打ちひしがれ、部屋に戻り⚗️毒を飲もうとすると、
孫の🤴メフメトがやってきて
父上はなぜ殺されたの?何をしたの?」と聞くと
悪いことはしなかったが、唯一の罪は、
 正義を貫いたこと、良心があだになった
と伝え、自害を止めたのでした。


 大宰相を罷免されたリュステムは帝都に戻り
ムスタファが処刑された事を、報告します

🧞ヒュッレムは、リュステムに
この瞬間を待っていた
 私が勝ったの?ホントに?

リュステムは、お妃様は大勝利を達成されたが、自分は放り出され、激怒した💂イェニチェリが、我が首を取ろうとやってくると気が気でありません💦


そしてミフリマーフは、廊下で突然泣き崩れ、そこを通ったバヤジトムスタファが処刑されたと伝えると
🧞ヒュッレムと👿リュステムが通りかかり
ファトマ皇女も衝撃を受け、ヒュッレムに

この無節操者ムカムカ お前達が
 私のムスタファを虐殺した!!ムキー
人殺し!」と罵倒しますが
しかし、関与を認めないヒュッレム

すると今度はギュルフェム
嘘や中傷で皇子を罠にかけ、罪深い事を!
 父親に息子を殺させるなんて………ゲッソリ
 邪魔者はいなくなりましたものね?」
そしてバヤジトも驚きゲッソリ、ヒュッレムに
………最後まで「処刑は陛下のご聖断です」とシラをきるヒュッレムムカムカ


ミフリマーフは家に戻り、リュステム
「🐜蟻でさえ殺すのを迷っていた父上が、
 兄上を殺せる訳がないと思ってた………」

………とか何とか言ってますけど、イブラヒムの処刑知ってたでしょえー!?

それにカフタン事件の真相をジハンギルが陛下に言おうとしたら「母上も立場が…」と止めたくせに……プンプンDASH!

父上が………って言う前に、夫と母親が、毒でムスタファを殺そうとしてたの知ってて、今度は「父上が………」って、聞いてて腹立たしくなりましたムカムカ

それに、木を侵食した蟻も🌳🐜、最初は「罪の無いものを殺したくない」と言っていましたが、出陣する前に、石灰まいて全滅🐜🐜🐜ハッさせていたしムカムカ

ムスタファを慕っていたジハンギルが、重荷を抱えて生きることを心配しますが、
原因を作ったのはムキーあなたですから!!

リュステムが
処刑は我らのせいだと、皆が私の首を狙い追ってくるだろうというと、
事実だわ。私達が父上の御手を汚させた
 私が印章を盗み、
 あなたが書簡を書いたから起きたこと」
と、後悔し悔やむ様子ですが、だったらこれを陛下の前で言って欲しいわ!!ムキー


一方アマスヤでは、マヒデブラン
神よ、あの息子殺しに罰をムキー
 あの男の心に地獄の炎を🔥
 燃えるほどに炙られ苦しめばいいのよムカムカ
 燃え付くされて死ねばいいムカムカムカムカ

そして、皆ブルサに行くようとのスレイマンの勅令など、もはやどうでもいいと、思い出が詰まったアマスヤを離れたがらないですが、マヒデブランは、

我が息子、ムスタファのいる所が
 我らのいるべき場所
 残虐者が命じたからではなく
 ムスタファに会いに行くの」
と、最後の務めを果たしに行こうと、母后らしく皆を引っ張りました。
(この辺から、イブラヒムがバイオリン🎻で奏でた曲が流れ✨🎻✨🎼涙が…)

タシュルジャルが、殿下を守ることが出来ず、至らぬしもべだったと詫びると🛐
お前は息子の朋友、運命だったのよ」と、世話になったと、礼を述べたマヒデブラン

馬車が出発すると、アマスヤの市民が
ムスタファ皇子殿下、万歳!」とムスタファへの弔いと感謝を述べ送り出しました✨

そして一人になったタシュルジャルは、ガランとした宮殿で『皇子の哀歌』を詠みます

 “なんということだ、
 世界の一部が崩壊してしまった
 ムスタファ皇子が処刑されてしまった

 太陽のごときご尊顔は沈み
 玉座も失われた
 計略により、罪を着せられたのだ
 戦場で盛名を馳せるにつれ中傷された末
 運命は中傷した者達に味方した

 嘘にまみれた乾いた中傷と、秘密の悪意は
 我らに涙を流させ、別れの火を灯した

 残虐非道な行為と無縁だった皇子のお命は
 災厄の洪水に呑み込まれてしまった

 この悲劇を目撃したくなかった
 処刑に値するお方とは到底思えぬ“”


そしてブルサに到着したマヒデブランは、いざ息子ムスタファの亡骸を前にすると、張り詰めていた糸が切れたように泣き崩れ

そこへヒュッレムの反対を押切り、別れの挨拶に現れたバヤジトに怒りをぶつけます✊

まだ血が足りない!?
「お前の母親は、これ以上何が欲しいの?
 己は潔白だと??お前はヒュッレムの息子
 この罪の重荷を、命あるかぎり、
 背負って生きるのね!!

しかし🛐葬儀には、女性は立ち会えない事を思うと、バヤジトはちゃんと弟としての務めに来てくれたお陰で、弟に見守られ、旅立つ事が出来たのでバヤジトありがとう✨
みんなに愛されたムスタファ🤴安らかに✨
✨✨☪️アーミン🛐✨✨


そしてセリムはというと、ムスタファの亡骸を見た時、一人天幕に戻り🎪吐いてしまいましたゲロー
小さい頃から、こういった非情な事は克服出来ず、変わらないですが、これが情人としては、普通なんですよね………?

が、マニサに宛てた手紙には、予想どおりムスタファが処刑された事を知らせ

それを読んだヌルバヌは、最強の競争相手が消えたものの、それよりも、実の父親に殺されたという、ムスタファ皇子の悲劇が、頭から離れない様子でした。


バヤジトは葬儀後もまだブルサを離れがたく、今回セリムでなく、自分を皇帝代理に任じられた理由が分かったようです……
自分が陣営にいたら、兄が死に向かうのを阻止するので不都合で、帝都に留めたからだったと、悲しそうに語りますが

師父ムスタファは、これから椅子玉座を巡り、セリムとの一騎討ちが始まると、兄の死に浸っている場合ではないと、叱責します。


🎪陣営ではジハンギルが、無実の兄ムスタファを、父が処刑したことで、
食事も拒否し、眠れず、どんどん衰弱し、しまいには、寝間着のまま一人で森に………霧

スレイマンは慌てて探し出しましたが、父の手を拒絶します。
私を御身の罪に加担させましたムカムカ
 あの日、兄上だけでなく父上も失った」

体に障るから、陣営で話そうという父に
どうなさるのです?私も殺すと?
 殺して下さい、死は怖くない!殺せ!!
 もはや私の父上ではないムカムカ
と喚き続けるジハンギル


街では、スンビュルカフェでも、客が
魔女と手下の首を取るべきだ!!✊」と暴動の気運が高まり、怯えたスンビュルは、店を閉めることを決心しますが、
イェニチェリの一人がスンビュルに気付き
「🦹ヒュッレムの手先だろ?犬だろ?
 ロシア女とリュステムは安堵したか!?
「飢えた血はみたされたか!?
 悪行の代償を払えムキー
 人殺しの二人は俺らが滅ぼす」と暴れ出し💥、コーヒー豆はもちろん、カフェのあらゆる物の略奪が始まり椅子コーヒー
スンビュルハーネは、跡形も無くなってしまいました………


葬儀を終えたマヒデブラン達に、陛下から、屋敷を用意したので、そこへ移るよう勅令がおりますが、ミフリニューサは、
「…メフメトが目的では?…命を奪おうと?」と嫌な予感を感じつつ、マヒデブランが
「殺すならこの場所で殺しているはず」と言ったので、翌日、馬車に乗りますが………

慣習により母子は別の馬車に…👩‍👦ハッそして…
😢😢😢🛐アーミン🛐😢😢😢


その晩、ヒュッレムは陛下が昏睡状態の時、
陛下の為にムスタファを帝都に呼び出し、
兵舎に行ったセリムを助けて欲しいと懇願した日の事を思いだし
一人、声を出し泣き出しました。

最強の相手が去り、喪失感?情け? 様々な感情が溢れたのでしょうが、
…今さら?…良心の呵責?!胸が咎めた??

その後も、
最大の敵が死んでも、平穏は訪れず
 息子達が争い始めるわ
 報復に燃える者達が、仕向けかねぬ
 ムスタファの呪いが私に降りかかったら
喪失感を感じずにはいられないんでしょう……苦しめ、苦しめムキー


昔のある日🎪スレイマンは幼いジハンギルにギリシャ神話のアトラスの話をしています。

オリンポスを攻撃したため
ゼウスから🌍天球を背負う罰を科され
以来、ずっと背負っていると聞くと

「僕の罪は何?なぜ罰を受けるの?」

ジハンギルは目覚めると、
ますます衰弱し、悪化し、急いで、主治医は薬草で薬を作ります⚗️🌿


🕌帝都に戻ったバヤジトは、民衆の反乱が起き夫婦が避難している事を聞きますが

「俺も兄上の死を悲しんでる
 兵士達の怒りは当然だろう
 事態はそう簡単には収拾できまい
 暴動はゆえあってのこと」
と、至って冷静な様子に、🧞ヒュッレムが、災難を知っていながら慰めの言葉もなく、殺されようと平気なのか?と聞くと
「兄を殺めた処刑を後押ししたのだ、
 母上、リュステム、姉上………
 民衆の怒りをご覧になり自省されては?」
と問われると、逆ギレ

🧞諸悪の根源はお前の兄上を罪の道に導いた者、その者が悔いるべきよムカムカ

マヒデブランか?🤷罪の無いメフメトか?🤷バヤジトも呆れます………が、
廊下で会ったファトマ皇女ギュルフェム

故人の無念をどう晴らせばいいのか!?
ヒュッレムが陛下に憎しみを植え付けなければ、ムスタファは存命だった。
唯一の慰めはリュステムとミフリマーフの厄災だ
と言われると………バヤジット

「兄上の件で姉上に罪はありません」

と、昨晩ヒュッレムに姉の加担も疑問視したものの、やはり人前では身内の罪を認めたくないようでしたDASH!


そしてスレイマン自ら、ジハンギルに薬を飲ませようとしますが🥄………頑なに拒絶し

 ジハンギルが痛みに苦しむ夜、その悲鳴を聞きながらスレイマンは、昔👶ジハンギルの傴僂の痛みを少しでも緩和するため、矯正をする場に立ち会った事を思い出すのでした。
処刑台のような装置を前に愕然とし、無理矢理、体を四方に引っ張られて、泣き叫ぶ👶ジハンギルが痛々しく😢、胸を張り裂かれるようでしたよね?
 
ジハンギルが懐いていたフィルーゼはその痛みを緩和し、霊験では背中に翼を持った天使天使だと言っていたのを思い出します。
 
そして「量を調節し🥄、飲み過ぎなければ危険ではない」と🥃アヘンチンキを勧められ
(法官エブッスードの放蕩息子も、依存症になっていましたね?)
仕方なく処方させました🧪

 スレイマンはジハンギルと二人きりになり
お前は立ち直り、人生を歩み続けるだろう
 だが、私は立ち直れぬ
 己の手で命を奪った者の
 喪に服せる権利がない
  私は父のようにはならぬと誓ったが、
 誓いを立てると 必ず悪魔が
 破らせようと手を尽くす(🧞?)」
と、言い訳?

そしてこの時の長い遠征で、既に老体のスレイマンの体も、🦵通風や、パー手の痺れも出ているので薬を勧めた程、弱っていました。
若い医師が言うには
陛下は息子を殺したことで、良心の呵責に苦しみ
兄を救えなかったジハンギル殿下と同じ病だ
 

そして街では、なんと、矢で射たれて消息不明だったアトマジャが帝都に戻っていました爆笑拍手
矢に射たれた後、介抱してくれた村人から、ムスタファの死を知ったらしく復讐に燃え🔥
(ずっと相棒だったヤヴズもリュステムの命で射たれたんですもんね?!ムキー)

リュステムの屋敷に間諜を忍び込ませ、フセイン軍曹と、反乱を企てています。

そして👳スンビュルは、お店はヤクップに任せることにし
「一度お妃様と歩んだら、後戻りは出来ない」と、🕌宮殿に戻ることにしました。


その頃、リュステム夫妻は、🕌ユスキュダル宮殿に避難し、
早く大宰相に返り咲きたいと言っていると、民衆が宮殿を囲っている事に気付き、
慌てて、地下道から出口を探していますが、ミフリマーフリュステムに、一人で民衆の前出ろと言い出します(笑)

しかし皇女に言われても、兵はリュステムを目の前にしてそれば出来ずに、一緒に逃げ

ミフリマーフも、こうなったのは、全部、あなたと、浅はかな弟のせいよ!!と罵倒し、
ピンチになると、本性が出てハートブレイク愛のない夫婦に笑えます(笑)

そして外に出ると民衆に囲まれ、アトマジャリュステムを狙い👁️、護衛を弓矢で狙い打ちしていると🏹
そこに皇子🤴バヤジトが兵を連れて登場し
アトマジャは躊躇います。
それは…
「もし私が、この世を去ることがあれば
 私の命をムダにせず、理想をかなえよ
 バヤジトのもとへ行き、忠誠を誓え」
とムスタファに言われた言葉を思い出し、引き上げるしかありませんでした。

 
無事、宮殿に帰りヒュッレムが安心したというと、ミフリマーフ
ちっともですわムカムカ
 夫のせいで死にかかりました!!
 弟が来なければとうなっていたか……!
 
すると、リュステムは
そなたも炎の下に🔥薪をくべた者の一人だ
 分かっているはず」と反撃……もやもや
 
 
🎪陣営では🥃アヘンチンキの効果が消えると、より強い痛みを感じるようになってしまい💦更に🥃アヘンチンキに手を出すジハンギル

そして🌹赤薔薇薔薇の香りにつつまれ赤薔薇🌹、女人の幻覚を見るようになっていますおとめ座赤薔薇
(ティースプーン一杯でも、頻度を控えなければならないのに、瓶ごとベッドサイドテーブルに🥃置いてあるって・・・ガーン!


セリムは、停滞している🎪陣営でカラ・アフメトパシャ
「まるで、兄上の命を奪う為に🎗️
 父上は来られたかのようだ
 🇮🇷タフマースブに対する敵意や怒りは
 一体どこへ?」
(元々リュステムがでっち上げた茶番が、ジハンギルをも巻き込んでいるんだから、この遠征費くらい代償を払って欲しいわムカムカ
 
カラ・アフメトは、陛下はジハンギルの事が心配で、戦争どころではない、現在は痛みを和らげる為に🥃アヘンチンキを服用し
ここでは回復は不可能なので、一刻も早く、ジハンギルを帝都に帰すよう、陛下に伝えてほしいというと
 
どうご説得しろと?
 結局、誰がここに生き残った?
 必要なら逃げ、出しゃばらぬ者たちだ
 勇気が生き残る条件なら、
 兄上は、今も生きてきた」

アフメトパシャにも、お前もそうすべきだ
いかにも、触らぬ神に祟られたくないおばけくんセリムらしい答えですが、
いかに血を見ずに🔝勝ち抜くか考えた時、上手く周りを読みながら、すり抜ける術を身につけなくてはならないのは、この世の常ですね?


しかし、その後セリムジハンギルが心配になり、陣営を訪ねます🎪
するとあまりの悪化状態に驚きハッ心配そうに見つめていると……
ジハンギルは、割礼式を怖がる時、からかうような目で👁️怖がらせる兄を思い出し
ずっとその哀れみの目で👁️僕を見ていた

というと、セリムは慌てて💦否定し
 
俺を誤解してる、お前を愛してた✨
 ………俺を憎んでもいいから
 意地を張らずに食べろ🥄 ほら」
と、涙を流し労りました。すると
 
僕も誤解していた……セリムお兄様を……
 誰にも欠点はある、魂に欠点がある者も
 背中に欠点がある者も………
 愛してたよ、兄上………
 お願いがある、帝都に連れて帰って………
と、弟から🔰初めての頼み事を聞き、
セリムは勇気を出し御前に行きます。

ずっと距離を感じていましたが、ここに来てやっと打ち解け、兄らしく頑張るセリム

そして父上がそばに置きたいのは分かるが、弟の容体は深刻なので、帝都に連れて帰りたいと懇願しますが……
 
私が元凶だとでも?
 いずれ私の決定や、結果を受け入れよう
 お前もあらがうな、下がれ!
と頑なに、ジハンギルを側に置くと言われ、(親のエゴですねムカムカ)引き下がるしかなく…
 
 
そして帝都では🕌宮殿には民衆が押し寄せ👳🧔👱👳
リュステムを出せ!裏切り者を差し出せムカムカ
と叫び、事態は収まりそうにありません。

そんな中、みんなが止めるにも拘わらず、毅然とした態度でバヤジトが民衆の前に出ます
 
「ムスタファ皇子は無念にも処刑された
 我は誰よりも悲しんでいる
 己の命を分けた、兄弟を失ったのだ
 しかし皇帝のご聖断であり従わねばならぬ
 あの者には相応の罰を与え罷免なされた
 
 お前達が解散しなければ流血沙汰になろう
 お前たちの苦しみは我が苦しみでもある
 皇子を敬愛するものたちに
 傷ついて欲しくない」
と、立派に民衆を説得し、皇帝代理を務め
これにはアトマジャフセイン軍曹
亡き殿下が見込まれただけある」と納得し、取り敢えず引き上げました。
(セリムだったら絶対無理でしょ?!)

昔から、兄セリムより勇敢だったバヤジト
短気で熱くなりやすいだけでは無く、敵に飛び込み体を張って姉を助け、
きちんと、理路整然と民衆を説得させることも出来るように成長したバヤジト拍手
幼い頃から、こっそり遠征に出ていた勇敢な皇子でしたね?

これにはミフリマーフ
「私の勇敢な皇子よ、ご覧に?母上
 バヤジトこそ、皇帝にふさわしい
と、褒め称えましたが、ファトマ皇女は
バヤジトは陛下の不興を買わない?
 亡き兄と同じように。
 怖くない?深い悲しみに襲われない?」
と、言い残し去りました。

確かに、ムスタファのように人徳があり、民意を掴むと、
逆にまだ在位中の陛下からすると……ファトマ皇女の言うように……不興を買わない事を願います🙏

 
そしてムスタファ皇子☪️の喪が明ける52日目🛐に、
ファトマ皇女は大金を使い、貧者に食事を振るまい🌯、困窮者に喜捨をしコインたち
バヤジトも、鎮魂を祈り🛐、喜捨のお金を贈ったと聞いたヒュッレムは
 
死人は生きかえらないのにDASH!」と、冷めたく一言。
憂鬱に苛まれ、何もする気にならないようですが、
🧕ファーリエが、姿がなければ敵が図に乗ると、ヒュッレムに出席を促しました
(元々🧕ファーリエも、市場でムスタファに拾われてきたというのにムカムカ
 
すると、ファトマ皇女ギュルフェム
「どの面下げて、何しに来たか!?
 たくらみは、帝国中が知っているムキー
 皇子を謀殺したものは必ず罰を受ける!
 ここへ来るべきでない」と罵倒すると
 
いくら呪ってもムダだ、私はヒュッレム、
 強者が生き残り勝つのだ、
 ムスタファは弱くて死んだが、
 私は生き残った」と、

手に持った🥛器を握り割り⚡✊、部屋に戻ると、セリムから「ジハンギルが深刻な容体」との知らせが届きます🗞️

そしてジハンギルは、目覚めると苦痛が消えていたので、御前へ行きみんなを喜ばせ
「🇸🇾アレッポの市場へ行きましょう」と元気そうに言いだし、それから森を散策します霧
 ”人間よ、肉体が神であり、
 意識だけが人間である
と、🇪🇸アンダルシアの思想家イブン・アラビーの言葉を諳んじますが、
だんだん、みんなジハンギルの様子がおかしい事に気が付き、戻ろうと言うと
「ムスタファお兄様がまだ来ない!
 私達の姿がなければ悲しむので待とう

🎪陣営に戻った陛下は、ショックで落胆し
ジハンギルは私の良心、私への神の恵みだ
だから側に置きたかった。だが、帝都へ送れ
もう息子を失いたくない。と、ようやく帝都に帰し療養させようと言いだしました。

 しかし時すでに遅し、既にジハンギルは🥃アヘンチンキに蝕まれ、父の前でも幻覚でおとめ座女人を探し、
その姿に驚愕しますが、医師も回復が見込めないといい
 “ある者達の魂は、
 天使によって安らかに心地よく奪われる
 死は悪人には恐ろしい怪物で
 善人には美しい姿で現れる”
と助手が言うのを聞く事しか出来ない、無力な皇帝でしかありません。

 ジハンギルは何とか、ムスタファから譲り受けた形見の💍指輪を、父上にと差し出すと

「…助けて下さい
 …自由にしてください
 ……私の魂を解放して下さい」
と懇願され、スレイマンは泣きながら、最後に…自ら🥃アヘンチンキを渡すしかありませんでした。
 
そしてジハンギルの魂は、既に🌹薔薇の香りのする場所へ旅立ちました天使
そこはムスタファジハンギルを呼ぶ声が…

母の罪を背負ったかのような、苦難で短い人生だった、天使天使のような末っ子ジハンギル
どうぞ安らかに……………

天使✨🛐アーミン🛐✨天使