【オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】

    シーズン4 (49・50)

 🛐 EKIM 1553   @ KONYA EREGLI 🛐

👑ムスタファの事を思う、ジハンギル、タシュルジャル、アトマジャ………彼らが登場するだけで、緊迫感やムスタファへのキラキラ敬愛が感じられ、涙、涙の私でした………😢

✨🧿🌙✨🧿🌙✨🧿🌙✨🧿🌙✨🧿🌙✨


コンヤへ出陣する🤴ムスタファを見送る家族👨‍👩‍👦‍👦
まだ幼い息子のメフメト
「🦁獅子の子よ、家族を任せる」と残し
マヒデブランミフリニューサは、悲しみながら別れを惜しむと、👸ネルギスシャー

お祖父様の所へ行くのに、なぜ悲しむの?と聞くので、ミフリニューサは
長引くかもしれないから」と濁し、目に涙を溜めながら見送るしかありませんでした

👑陛下達を見送った後の🕌宮殿では、
🧞ミフリマーフが🧞ヒュッレムに、兄🤴ムスタファの処分は何か聞くと「処刑される
玉座には就いて欲しくないが、処刑は決して、望んでいないという無責任な妹………それってプンプンなに~!?
追放くらいかと思っていたような口振りに、自分からあんなことしておいてムキー今更ムカムカムカムカムカムカムカムカ偽善者??

これにはヒュッレムも「分かっておろう?
「承知のうえで印章を盗んだ
が、🤴ムスタファが末路を知り反乱を起こせば、(末路を知っても反乱は起こさないのが敬虔なムスタファ)
風向きが変わり、陣営からセリムジハンギル、陛下の遺体が届くことになると言われます。
 
皇帝代理の🤴バヤジトは、ソコルル
父上が兄上に下される罰を知っているのだろう?と聞きますが、シラをきり
誰かに不利なことは他の方に有利に働く
と、セリムを例に挙げ、
 真の問題はムスタファの背後の勢力だと言いました。

 するとミフリマーフがやってきて
皇帝代理のご指名は正しいご決定だわ
 セリムよりふさわしい
 しかし、弟は
恩寵を賜り喜ばしく思うが、
 遠征中は陣営にいたかった
 ムスタファお兄様のことばかり考える
 兄上は裏切らぬ。何があろうと決して
すると、自分が罠を仕掛けた張本人のくせに
兄上は裏切った」と、強気に断言するミフリマーフプンプン
………もぉ~~~もやもや


そして、帝都からはコンヤに向かうスレイマン一行の中に、真っ黒な無骨な馬車がありました。
そこには、他言無用の仕事にする為に、唖者で屈強な死刑執行人達が、手話で会話を
“”素性も罪状も、濡れ衣か有罪かも分からぬ
 ただ命令が下され処刑の為に送られる時
 祈ることはひとつ
 “神よ、無実の者を殺させたまうな“ ”


💂イェニチェリに成りすました🎪陣営のアトマジャは、同志の隊長達と作戦会議中

「殿下の処刑命令が下ろうと、
 陣営では執行されまい。」
「(いっそ)自ら反乱を率いて下さるよう 
 🤴殿下をご説得できないか?
と聞かれますが(バヤジトムスタファの立場なら、既に⚔️反乱を起こしていましたね?)

不可能だ、世界中の軍隊がひれ伏そうと
 反乱の話をした瞬間に阻止なさろう」
と、ムスタファの愚直なまでの誠実さをアトマジャは答えます。そして

殿下は陣営においでになる
天幕へ入られる前に🎪我らが反乱を起こす
俺が合図する🆗
セリム殿下とマニサの兵士は俺が、
タシュルジャルもアマスヤの兵士と加勢する
ということでまとまりました。
 
 そして、アトマジャを待つ道中のムスタファは、空を見上げながら
 ”赤薔薇バラ園は、秋の到来を、
 飛ぶ鳥は🕊️、己の捕獲を知っていたら…”
と、タシュルジャルの詩を詠みました。
…美しい詩が書けなくなった………と答えると
「私がお前の才能を涸らした」と言われ
そして詩の冒頭を詠むタシュルジャル

 ”目が、苦悩が、何かを知っていたら、
 空が離別に苦しんでいたら
 皇帝が、この苦しみを・・・・

と、そこへついに勅令が届きました🗞️
⛺⛺⛺陣営から離れた場所に🎪天幕を張り
 お呼びがあれば、一人で御前に参上せよ
とのことに、タシュルジャルが、
「陣営にお迎えにならぬことで、
 御意思を明らかに
 ………陛下は皇子たるものは、
 あらゆる可能性を考慮せよと」
と言うと、ここでムスタファが正直に

私が平静を保てると?
平気で毅然と構えられると?
お前やアトマジャ、母上や妻、
皆が陛下を疑っている。
だが私は、もう一つの可能性に望みを託す。

陛下が私の父上だからだ。
(カフタン事件の)あの日、
処刑の可能性を考え、己を恥じた。
それが頭に残ってる。
いつも私を信じて下さった。
私も父親だ。愛情の尊さを知っている。
愛情はあまたの悪を打ち負かそう。

もう、何度も、何度も、聞く度に切なくなるセリフ💬
殺されることはずっと頭にあっても絶対に口にせず、
ひたすら父への忠誠を、愛を貫き、また、父親の愛を信じたくて、………自分を信じて欲しいんでしょうね………😢


そして、一足早く陣営に合流したセリムは、
リュステムに今回の関与を聞きますが誤魔化され
🤴「俺を💂兵舎へ行かせた日は忘れぬムカムカ

👿「過去のことより今日です。
 今やお命の危機は別の御方に
 
すると👑陛下一行も到着し、ジハンギルも馬車ではなく🏇乗馬して頑張りました拍手
もう、ジハンギルの兄を思う気持ちが伝わってきて、この時点で泣けてきた私😢

するとカラ・アフメトは、処刑執行人の馬車を発見ガーンハッ

セリムは今度は、ジハンギルの天幕へ🎪

🤪「なぜ来た?また体を壊すぞ」
🤴兄上のように、🤪のらりくらりしない。
 父上とムスタファお兄様の間に波風が…
 知っているよね?僕が父上をお諫めする

🤪お前に何が出来る?2人の間には立てぬ

するとジハンギルは、
ジハンギルは、立派ですね!?拍手拍手拍手


リュステムスレイマンに近況報告🗣️
すると
「(大宰相のくせに)お前は何をしていた!?
と、いつまで経っても軍団に信用されない人徳の無いリュステムを叱責😡
(大帝国の大宰相が、軍に嫌われてて、繁栄はもう無理でしょ?
またそれを解雇しようともしない君主もDASH!)

そしてムスタファが近日中に陣営に到着すると伝えると
「🎪天幕は離れた所に張らせる霧霧
 陣営に兵士を伴わせるな🙅‍♀️💂👳🧔」

そして、幼かったムスタファが、🇭🇺モハーチで迷子になった時を思い出すのでした
二度と黙って姿を消すな
 翼は取れ、私の許可なく飛んで行くな


そしてアトマジャが、🎪ムスタファ陣営に戻り状況を聞くと、陛下と共に………
ジハンギルが来たことに驚きますびっくり


そして、タシュルジャルと二人になったアトマジャ
軍団の長官は大宰相の手先だが、今のところ万事順調で、隊長達と連絡を取っていること、そして翌日の計画を確認しました

そしてジハンギルが👑陛下の天幕へ🎪
お兄様の忠誠心を お疑いなのですね?
 でも必ず弁明があるはず。兄上に機会を
 ………機会をお与えくださいますね?

またか?という感じで、陛下は冷たく
この件に口を挟むな」言いますが、ジハンギルは、怯みません
 どんな過ちを犯そうと………
 ………私は潔白を確信しています
 皆が、父上が兄上を処刑なさると………
 私は否定しました
 息子に手をかけるなど………そうでしょう?
 ………殺しませんよね?

そして、とうとう
「殺すわけがなかろう」
その言葉を、聞くとジハンギルは嬉しそうに父の手に、強く唇口づけし感謝しました

が、相変わらず冷酷な目のままの陛下👁️‍🗨️👁️‍🗨️


その頃、ムスタファ🎪の陣営に、弓矢が飛んできました🏹ポーンハッ
矢の先に紙が結ばれ🗞️読んでみると

おとどまり下さい 陛下の天幕へは決して
 お命が危険です⚠️🎪⚠️”

とあり、アトマジャも皆が同じ事を言っているというと
私を慕うものが送った物だとなぜ分かる?
 リュステムの計略では?
 私が天幕へ入るのを阻止し
 反乱を煽る腹なら?」と不信がります。
(そのまま反乱を起こして貰えばいいのに!)

これはカラ・アフメトが放ったもので🏹、陛下への忠誠をファトマ皇女にも伝えましたが、その狭間で揺れながら、ムスタファを守る、唯一の手段でメッセージだったんでしょうか?

でもこれが、カラ・アフメトからの警告だと知っても、ムスタファは行くんでしょうね😢

その後アトマジャが🔥火の番をしているとムスタファがやって来て

もしお前や、私を慕うものが正しければ
 今夜は私の最後の夜だ
 お前は、稀有な家臣だ
 心強い存在だった、安心していられた
と、楽園を追放された皇子の自分の忠臣でいてくれた感謝を伝え
運命はどう転ぶか分からぬ
 もし私が、この世を去ることがあれば
 私の命をムダにせず、理想をかなえよ
 バヤジトのもとへ行き、忠誠を誓え」
と言って天幕に戻ります。

机の上には、以前🐏サルハン農場の女主人から、イブラヒムに届けて欲しいと預かった船を、お守りとして持ってきていました✨
(もう、胸が熱くなる私✨おねがいキラキラ)
そして、
玉座も国も、ヒュッレム妃に支配される”
と忠告されたことを思い出していると………

ジハンギルが訪ねてきて再会を喜び合う二人
噂を聞いて怖くなって来ることにした
 父上が過ちを犯し
 兄上を処刑されるのではと心配で 
 でも違った。

 さっき父上が僕に断言されたんだ
 “殺すわけない”と  だから安心して!
 二人の間の愛情や敬意で打ち勝てる
ジハンギルは、父が殺さないと言った事と、
それをこうして兄に直接伝える事が出来、安堵も含め、とても嬉しそうで☺️、

不慣れな遠征にまで来て、父に掛け合ってくれた、弟の純真な気持ちが嬉しくおねがい
「✨ありがとう✨ジハンギル✨
 お前のお陰で、完全に疑念が消えた」

と言いますが、自分の指輪をジハンギルに渡します✨💍
兄の覚悟を感じたジハンギルは不安そうに
僕の話を疑ってるの?と問いかけますが

私が背中を預けられる者はそういない
 お前はその筆頭だ。
 お前はいつだって、私が希望を失い
 闇に落ちそうになると駆けつけてくれる
 お前のその純真さが
 この世は生きる価値があると
 思い出させてくれる」

そういって弟を送った後、タシュルジャル
乗りきれる可能性が
 🕯️ロウソクの明かり程度でも
 私は行くつもりだ
 私は裏切り者ではない、今後も同じだ」
と決心を語るのでした。

✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨🌙🧿✨

そして、1553年 10月 6日

その朝、ムスタファは
 “父上が私の懐にあるこの手紙を📄
 お読みにならぬことを願います
 この手紙をお読みになっているとすれば
と、父上宛に遺書をしたためます🖌️

…この時、マヒデブランが大雨の中☔貰ってきて、肌身離さぬよう言われた🧿お守り🧿は、足元に落ちてそのままに………

そしてセリムは、昨晩父に指示されたように
ジハンギルを🏹狩りに誘います。

そしてタシュルジャルアトマジャ
隊長達が、陛下と大宰相の天幕を攻撃したら
我ら皆で包囲する
と、反乱の合図を確認し合い、お互いの健闘を祈りました🧿
🛐アーミン🛐

そしていよいよ、典礼用と思われる✨純白の豪華なカフタン✨を纏った🤴ムスタファが天幕から出てきました✨
「私にお任せ下さい、殿下」と、タシュルジャルと最後の挨拶を交わします。
お前との✨友情は私の宝だ✨
………ホント、昔はミフリマーフにうつつを抜かし、イブラヒムからの大切な書簡を🗞️、無責任にも伝令に預け、結果、👿リュステムに盗まれ、🧞ヒュッレムから👑スレイマンの手に渡り、大失態した時は(長い?!)、
先が思いやられると思いましたが、タシュルジャルは立派な忠臣になりましたね✨


そして陣営へ向かったムスタファの前を、突然💂軍団の一番部隊が道を塞ぎます⛔

軍曹のフセインは
殿下に命を捧げるしもべです。
 行かないで下さい。神のため………
 この先は闇です……殿下は処刑されます」
するとムスタファは目に涙を溜めながら
お前や兵士、私を愛してくれる者
 しかし
 お前達の任務は私を止めることではない
 これは命令だ。そこをどけ」

処刑されると、言われても…どこまでも、ムスタファはムスタファ
殉教を覚悟したかのよう………

陣営に到着すると、ムスタファを慕う沢山の兵士らが歓迎し、
その声は👿リュステムの耳にも
🎪天幕の中の陛下の耳にも入りました👂

とうとうここで、アトマジャにも別れの挨拶をし、陛下の天幕へ歩いて行きます…

そしてアトマジャは、反乱の合図をするはずの隊長達が見当たらず必死に探すと………
なんと、そこには、リュステムの手先のアリ長官と一緒にいる、ヒクメト隊長が、申し訳なさそうに立っているのを見て、全てを理解しびっくり!急いで馬を走らせますが…馬DASH!DASH!DASH!

今からタシュルジャルの所まで戻るの!?
もうムスタファは、既に天幕なのに??
現場で何とかする方法は滝汗!?

反乱の合図を待っているアマスヤ軍ですが、
タシュルジャルも不安を感じます💦

その頃、狩りに来たジハンギルは、様子がおかしいことに気付きハッ
陣営へ帰ろうとしますが、セリムも必死にジハンギルを止めるしかありません。
「頼むから放してくれムカムカ お兄様!!
 お願いだよ!! 行かせてくれ!


そしていよいよ🎪天幕に入るムスタファは、刀も短剣も預け🗡️、初めて宮殿に来た日の事を思い出しながら、覚悟を決めて中へ………

すると、天幕を囲もうとする💂イェニチェリに、陛下の護衛隊が立ち塞がりました。

合図さえあれば、何千の兵が反乱を起こしムスタファを救うことが可能なのに、
第一部隊のフセイン軍曹じゃダメなの?
…アトマジャはここに残って欲しかった……


中で待っていたスレイマンは、冷酷な目で
「裏切ったな、お前は私を裏切ったのだ」

無言のままのムスタファ………
すると四方から、死刑執行人達が現れます。手には皇子殺しで慣例の🎗️絹の紐が…
必死に抵抗しながら無実を訴えるムスタファ
「………父上!!………」しかし
なんと、それを目の前でみているスレイマン
(信じられないムカムカ ………それも)
さっさとやれ!!」
ムスタファは聞こえたのかと思うと………

文武両道のムスタファは、一度は彼らの手を振りほどき、一人で戦いましたが、
逃げようとした出口の手前で………とうとう

そして事は終わり、遺体を抱くと幼いムスタファを思いだし、
我に返るスレイマンでした

🛐アーミン🛐

聡明な彼の、勇気や高潔さが死に至ってしまい、本当に殉教者のような最期が残念でなりません。

冷酷王と呼ばれた、先帝セリムのようにはなりたくないと、常に反面教師にしてきましたが (イブラヒム処刑翌日、ハディジェからそっくりだと言われたけど)
それをくぐり抜け生きてきた自分が、今度は息子を殺した事の重大さに、やっと気がついたようです
(やっとヒュッレムの魔術が解けた?)

もし、隊長達とアトマジャが予定通り、反乱に踏み込めていたら、陛下の護衛の壁は容易に崩せ、
新しいスルタン👑ムスタファが誕生し、📜オスマンの歴史はもちろん、世界史も大きく変わっていたでしょうね。

頭がよく、民からも兵からも愛された「帝国の未来、ムスタファ」を、外国の要人達は、
もしムスタファがスルタンに即位すれば、スレイマン以上の脅威になると思っていたそうです。

壮麗王と呼ばれるスレイマンですが、その時代はイブラヒム時代がピークで(しつこい?)
イブラヒムが育て上げ、ずっとヒュッレムから必死に守っていた、大切な🤴ムスタファ

そして帝国の🌊海路拡大に、大いに貢献したフズルも、支持し支えていた皇子ムスタファ

しかし、ヒュッレムの毒が長く蔓延し、あらゆる策略に騙され(ムスタファも、何度殺されかけた?!)
最後はエブッスードに相談し、処刑に至る………これが壮麗王?立法王?

はぁ………DASH!DASH!DASH!DASH!

ずっと処刑は覚悟して、それでも最後まで、敬愛する父上に命を懸けて、忠誠をみせた🤴皇子ムスタファ

☪️アーミン🛐