《オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム》
シーズン3 (40)(41)

もう、忠実な腹心だったイブラヒムより
傲慢な🦹‍♂️ワルラヒムの印象になってしまう
残り少ない《イブラヒム・パシャ外伝✨》

🧿⭐🌙✨🧿⭐🌙✨🧿⭐🌙✨🧿⭐🌙✨


 この日は🏴‍☠️フズルの船で⛵、遮るものなく、二人で語り合っていました。

そして、前夜🌝特別礼拝🛐をイブラヒムが欠席した事に触れ

「なぜ🕌特別礼拝に来なかった?
 民が残念がってた。

 (娘の体調不良で休んだのを聞いて)

 今夜は参加しろ 民に姿を見せるのだ。
 大宰相として義務を果たさねばならぬ。」

と、イブラヒムの悪評を気に掛けた後、
マニサにいた頃の懐かしい話から、
👑アレキサンダー大王の⚰️遺言の話になり

「お前は? 死を考えたことは?
 どんな死を望む?」と問われると

「至高の帝国の大宰相ともなれば
 夜毎🌙 頭を枕に乗せる度
 考えずにはいられません。

 陛下の友として、兄弟として
 魂の同志としての死を
 それこそが我が魂の安らぎです」

 と答えたイブラヒムでした。


そして🕌宮殿には、ハディジェの姉の
シャースルタンが到着👸

ハディジェは🏠屋敷で待っていましたが、
シャー皇女は、宮殿に滞在することに🛌
小姑を迎えた🧞ヒュッレムは、かなり気を使っている様子ですが、
「あなたも家族」と言われ嬉しそう♪

一方👸ハディジェは面白くなさそうえーですが、シャーもホンネは違って………


そして夜🌛イブラヒムが、🕌特別礼拝に行くと🛐

「大宰相よ🕌モスクでなく⛪教会に行け!
「コーランを突き返すとは何様だ」🗣️🗣️
と、民衆から罵詈雑言が聞こえてきました。

驚いたイブラヒムが怒鳴るとムキーハッ
民衆は、みんな黙り混む始末DASH!DASH!
(だったらヤジ飛ばすなムカムカ)

「待てよ?どれどれ?………👁️👁️
舌を飲み込んだか?!?答えろ!!!
目があった奴を捕らえ🔗、大きな騒動になってしまいました💦


その頃🕌スレイマンは🧞ヒュッレム
ムスタファの事件について

「証言によれば、お前の命令だと」

🧞「誰が言ったのガーン
  ひどく卑劣な中傷だわ 大宰相でしょ?
  あいつ以外にいないもの
  嘘を信じたの?」

それに🧞ヒュッレムは、しつーーこくムキー

🧞「あの男は、あなたの命を狙った
 ハーイン(反逆者)よ!」
「大宰相による中傷をなぜ放置するの?」

スレイマンもいい加減うんざりしチーン
「この争いは いつ終わる?ムカムカ
「なぜ雷敵対するのだ?」

……ヒュッレムを信じていても(今のところ)
腹心イブラヒムも🧿守っているスレイマン

もちろんヒュッレムは反撃筋肉
🧞「私は悪くないえー
 大宰相が罪を隠そうとしてるの
 あいつはいつも皆と敵対してるわ!!
 狙いは玉座よ椅子

 その唯一の手札がムスタファ
 密会やら書簡やら
 明らかに反乱の準備だわ!
 ムスタファは信頼出来るけど大宰相はダメ
 あいつの心は野心でいっぱいよ
 もはや制御出来ないわ 誰だろうとね?」

(もぉ~~~ムカムカムカムカムカムカムカムカお前が言う!?)

時間さえあれば、イブラヒムの悪口を🗣️
スレイマンに🌬️力説し吹き込んでいる蛇女🐍ハッ

翌朝、イブラヒムが広間に行くと👸シャー皇女が来ていました。
「私が誰だか分からない?」と、かなり久しぶりの再会の様子
そしてハディジェがやってきました👸🧔👸
二人が仲良さそうで良かったと言うシャーに

「政務で忙しすぎるのが唯一の不満
 春には家族でエディルネに行きましょう」

と💓惚気けていると、外が騒がしいので外に出るイブラヒムドア

町では民衆達が、イブラヒムに対し
「イスラム教徒の所業ではない
 多くの血を流した残酷な大宰相は
 今頃屋敷で安楽をむさぼっている

 大宰相を許すな! 屋敷に乗り込むんだ
 セイフィを解放させるんだ」

と、民衆が意気込んで押し掛けたのでした。

でも、イブラヒムが矢面に立つと
またみんな黙り込んで目を合わせませんDASH!

「お前らは臆病者についてきたわけか!?
 (ホントだよ!)

 「セイフィとかいう愚か者は
 罰を受けねばならぬ
 誰だろうが阻止できぬぞ
 大人しく家に帰るか
 反逆罪で首をはねられるかだゲッソリナイフ

と言って、ここは押さえ込みました。


屋敷から、それを見ていたシャー皇女が
なぜ民衆が怒っているのか聞くと
「万人を喜ばせるのは難しいわDASH!

と大宰相夫人らしい答えのハディジェ

そして改めて、今回自分を呼んだ用は何なのかを聞きました。

もちろん、🧞ヒュッレムに対抗すべく、仲間を呼んだつもりでしたが………
するとシャー皇女は、あっさり拒否びっくり!?

「❄️一片の雪は、今や雪崩🏔️
 邪魔者をなぎ倒す女を止められるの?
 彼女は賢いわ! お前達の支配よりマシ
 巻き込まないでムカムカ

ハディジェは意外な答えに驚きガーン
「ムスタファと夫が狙われたのよ!
「帝国の未来が懸かってるのよ!」と言うと

「帝国でなく、大宰相の未来では?」とピシャッと言い返されてしまったのでした😓


🕌宮殿では、アヤスパシャから騒動を聞かされたスレイマンがイブラヒムを呼び出し


礼拝後、道を塞がれ罵声を浴びました🗣️
 異教徒で、反逆者だと………!

 私は静かに去ろうとしました。
 マトラークチュが証人です。

 しかし人格と職位まで侮辱されてはムカムカ
 黙っていられません!あまりにも無礼!

 見せしめとしてセイフィなる愚か者は
 斬首刑に。  本日執行しますナイフ

するとスレイマンが
「斬首刑は、お前の一存ではなく 
 ⚖️裁判で決まる」
と裁判に持ち越されることになりました。


マニサでは、🤴ムスタファの息子、
スレイマン👶の棺が運ばれます⚰️

最近は、ムスタファの悲しい顔ばかりで辛いですね😢

そして、ムスタファファティマも、感染は陰謀かもしれないと、
マヒデブランは、女官長になったディアナにある命令を………


そして、裁判に持ち込まれる事になった
イブラヒム
「何か意味が?」と疑心暗鬼のイブラヒム

処罰はエブッズード師が裁くというので

「私に不利な判決を下すはずだ雷
 これはワナだ! 敵は私の悪評を立て
 ご寵愛を失わせる気だ」
と、苦悩のイブラヒム


そしてやっと、👿リュステムがテケ県へ行くことになりましたが😆、
その妻🧕ニギャールも同行しなければない為
娘エスマ👩‍👧へ辛い別れの😢挨拶に来ました。

そこへ現れたイブラヒム
🧕「私を、忘れさせないで下さい😢
  母親の存在と 私の娘への愛を👩‍👧💕」

🧔「いつか必ず娘に会える
  娘はお前を忘れない 🧿前途に幸あれ」

そして最後に
🧕「……何があろうと、
  どんな思いをしたとしても
  すべて愛のせい…💘
  私がどこで誰といようと…心はそこに

と、突然気持ちを伝えられ、言葉につまるイブラヒムでした。。。💬 偉い🙆
(ここでキスでもしたら、私怒るわ💋🙅🚫)


🕌ハレムで🍴食事中のハディジェは、夫の
裁判が気になり、落ち着かないうえ、
🧞ヒュッレムの嫌味攻撃にイライラ😒💢💢
二人の火花💥に気まずくて、👸シャー皇女ギュルフェムもヒヤヒヤ滝汗💦
それにシャー皇女が、ヒュッレム擁護の態度で更にムキーストレスが溜まるハディジェは、
席を立ちスレイマンの所へ裁判の抗議に行きますランニングDASH!


👸「兄上と帝国に尽くしてきた
  偉大な高官よ! 義弟なのよ👬
  私の子供たちの父親でもあるのにムカムカ

スレイマンは
「イブラヒムを中傷した者を裁くのだ
 ⚖️裁判はイブラヒムのためだ
 正義は 必ず勝つ」

と、説得させたのでした。


いよいよ裁判が始まり⚖️
イブラヒムの代理人としてマトラークチュが、訴えの説明をします。
「☦️異教徒だと、偶像崇拝者だとも🗿🗽
 密かに✝️キリスト教を信仰し⛪
 首に十字架をかけ隠れて教会に行くと暴言」

マトラークチュの主張は事実だと認めると

セイフィ 「噂では異教徒だと
 屋敷の地下に秘密の教会を作り
 外交使節団からは巨額の賄賂を得ている
 と、そう聞いたんで👂………」

法官
「風評ではなく、そなたは事実だと思うか?
 己の目で👁️👁️見たと証明出来るか?」

「屋敷の庭が偶像ばかりなのは周知の事実」

法官
「偶像と呼ぶ石塊を🛐拝むのを見たか?
 風評ではなく、そなたは事実だと思うか?
 なせ己の目で見ていない事を信じる?

 📖聖伝ハディースに、預言者いわく
 “異教徒と呼んだ者が✝️✡️☪️
 実際は異教徒でないなら その言葉は、
 発した者に跳ね返ってくる”と

 仕事に専念していればよかったのだ
 大宰相閣下が、私人 公人としての罵言に
 反発するのは当然の権利である

 だが誰であれ 
 法より己を優先させてはならぬ
 更には法官のごとき振る舞いも許されぬ
 法官の判決が下らぬかぎり誰も処罰できぬ

 セイフィ殿は
 至高の帝国 イブラヒム大宰相殿を
 異教徒と呼び誹謗中傷した🗣️
 皆の前で立証それ本人も認めている
 棒打ちの刑100回に処す⛓️
 さらには5年間 漕役刑に服したのち
 🏝️ロードス島への流刑を申し渡す

 大宰相へのあらゆる風評は
 証明できないかぎり
 完全なる偽りであり中傷である
 何人も事実無根の疑惑を信じてはならぬ

これは、🖥️情報過多の現在も全く同じ事が言えますよね!?

影響力の大きい📺テレビ等メディアでさえゲッソリ自分で🎤取材もせず「ネットでは………」
「関係者の話によると………らしい」とかもやもや
気付かないうちに風評に加担していたりムキー


実はこの裁判、スレイマンもこつそり傍聴していて、⚖️裁判が終わると、
「極めて重要な裁判だった」
「法と良心に基づくことを示した」

法官
「私こそ陛下の公正さに感銘を受けました
 大宰相でさえ裁判にかけられることを
 万人が理解したでしょう」


イブラヒム本人は、🕌宮殿で🇫🇷フランス大使と会談中、裁判について触れられると
「我らの法は万人に等しく適用される
 正義とは、そのように成すべきもの」

と、強気に答えるイブラヒム。

そして、裁判が終わったマトラークチュが、
早速、結果を伝えにきました。

結果を知り安堵すると、フランス大使に
「気にかけている法廷の判決が知りたければ
 私と一緒に広場へ。」
と、🇫🇷ラフォレ達を連れて
むち打ちの刑を見届けてすぐに去りました。

それをこっそり見る👿リュステム………まだいたの!?えー

そして、裁判の結果に、落胆(激怒💢😠💢?)した🧞ヒュッレムはムキー
アヤスパシャを呼び出し

「大宰相は、どこかに裏の顔を隠してる!
 それを暴いて公にするの!

 私が鳩だと言うなら🕊️やることは1つ

早速、アヤスパシャは、外交記録を📝チェックしに行きます☑️

そしてマニサには、悲嘆の日々に朗報がもたらされました🎉
なんと、他の側女が懐妊しました✨
おめでとう🎉 🤴ムスタファ✨🧿✨

一方、弟🤴メフメトの🧕ヌルバハルは…!?


🕌宮殿に戻ったイブラヒムは、廊下でヒュッレムと会うと、得意そうに

「落胆したか? 周到な計画が☁️水の泡?
 汚い計略で勝てると思ったか?

 私は人の評判などまったく意に介せぬ
 陛下のご寵愛がすべてだ」

そして部屋に入るとドア

「イブラヒム、私に失望を?
 私が裁判を求めなければ
 お前を不当に擁護したことになろう。
 事実無根の醜い中傷もより大げさになる
 民に真実を見せたかった」
「陛下のご信頼は何よりも重要です✨」


そのあと、高官たちにナイフとフォークイフタールを振る舞うと話していると

市場の羊🐑肉の件で参じた法官が来て
(法官は、大宰相の裁判から、市場のパン🍞や肉まで🍖、管理が大変で忙しいですね💦)

判決に感謝し、お礼を伝えたイブラヒム✨
(偉いね♪ウインク………………ここまでは💧)

すると
「判決は私人としてのあなた様とは
 関係ありませぬ
 私は大宰相という職位を考慮したまで」

………この、言い方にカチン雷ときたのか💧
「私を葬ることも可能だと?」と
 いきなりのケンカ腰ガーン

「陛下に阿る為の判決か?」
法官も、好戦的なイブラヒムに驚きポーン

「何をおっしゃっるのです?
 大宰相閣下、私が一心に求めるのは
 正義だけです。

 神に対しての責任を果たします
 褒美は神から賜りましょう。」

すると更に傲慢になる🦹‍♂️ワルラヒム💦

「だから息子を隠すのか?
 他人の息子なら耳に釘を打ったろう
 正義とは笑止
 あんたが言う正義とは私だ
 私が全ての要
 逆の判決を下せると思ったか?

 陛下は私の味方だ
 📜勅令で守って下さるのに
 誰が私に危害を加えられようか?」

……もぉ~!!イブラヒムを守ったのは、
陛下でなく「法と良心に⚖️基づく判決」なのに裁判の結果に、完全に勘違いしてる………
🦹‍♂️ワルラヒムガーン

それに気付かないイブラヒムを見て法官は

「ご自身を、お忘れなく。己の手で
 自分自身を傷つける者もおります」


そして、そして………
数ヶ月前、👶スレイマン誕生のムスタファのお祝いに、みんなでマニサに行っていた間、

イブラヒムの、🇫🇷フランス大使との会談の📃議事録を、アヤスパシャがスレイマンのところへ……ポーンハッ

🧿⭐🌙⭐🧿☪️アーミン🛐🧿⭐🌙✨🧿