NETFRIX で🇪🇸スペインドラマと🎬映画を見ました。

最初はドラマ📺【モロッコ 愛と戦争の記憶】(2017)
(西:TIEMPOS de GUERRA )
(英:MOROCCO Love in Times of War )


舞台は約100年前、🇲🇦モロッコのメリリャでの、アラブ人(モーロ?)とのリーフ戦争⚔️

マドリッドの上流階級のお嬢様達が、

病院看護婦見習いとして、戦時中🇲🇦モロッコに作った病院で、兵士の命を救いながら、
戦争の残酷さを目の当たりにし🤕、
友情👭、恋💓💔、様々な経験をし成長していく話。
面白かったですグッ

エンディングを見ると、実話を元にした話のようでした。

このドラマは、先日のブログのプンプン頬が被れていた時に、一気に見たので(笑)
もう、見終わって一ヶ月くらい………💦

なのでドラマについて復習するつもりで「スペインドラマ モロッコ」で検索したら🔍
4年前にNHK で放送していた【情熱のシーラ】の話ばかり出てきます💦

というのも、「情熱のシーラ」も、前半の舞台は🇲🇦モロッコのタンジール(タンジェ)だったので………(笑)

そしてサブタイトルの「………愛と戦争の記憶」を入れたらやっと出て来ましたDASH!

このドラマ【モロッコ】の時代は、「情熱のシーラ」より40年くらい遡りますが、

今でも🇲🇦モロッコには🇪🇸スペインの飛地もあるし
戦争は🗺️国の形が変わってしまう🗾、歴史の大きな曲がり角で🗞️、
その、多くの犠牲を払って🏹今の🕊️平和と領土があるというのを忘れない為に、学ぶ事も多いですよね?

ヒロインは、ブロンドの美しいフリア
とても美人なのですが、この相手役が二人とも(登場人物は△三角関係だらけ(笑))、
私のタイプではないせいか(?)、イマイチ感情移入出来ず、
他の同僚達の恋愛の方が、私的には面白かったですグッ

(因みに、フリア役のアマイア・サラマンカ(Amaia Salamanca )は、
たまたまこの後に見た🇪🇸映画
🎥【A pasar de todo 】(2019)にも、メインの4姉妹の1人で出演していました)

いいドラマでしたが、最後は「あと一話で、ちゃんと完結してよ~」と、続きが気になる終わり方でした(笑)


そしてもう1つ、その後見た🇪🇸ドラマが
【海のカテドラル(La Catedral del Mar )】

これは、バルセロナに実在する、
14世紀に国民によって建てられた教会⛪
⛪サンタ・マリア・デル・マル教会(Esglesia de Santa del Mar )を造る
バスターシュ (Bastax)と呼ばれる、↓石運び職人?アルナウが主役の歴史小説📜
⛰️モンジュイックから、石を船で運び⛵
海岸からはバスターシュが一つ一つ運んでいたらしいですが筋肉
⛰️モンジュイックと言えば、私達も何度かバスで通ったので🚌、
「一体何処まで運んでいたんだろう?!」と思いましたが、
地図を見たら🗺️、モンジュイックから、この教会までは一直線で、確かバスで15分位の距離🚌

………だったら、馬やロバで運んだ方が楽では??🐎馬牛しっぽ牛あたま馬馬馬

なんて思いましたが、昔はこの教会は海岸沿いだったみたいでした🌊
(あ~………ん、知らなかった………行っておけばよかった………チュー)

だから舞台は14世紀の🇪🇸カタルーニャ

この頃の領主には、村人が結婚すると🔔💏🔔花嫁👰との初夜を過ごす権利が領主にあるハッというムカムカとんでもなく残酷な法律?がありましたガーン
もちろん、花婿🤵は領主には逆らえません。

主人公アルナウの両親も、この慣例を避けることが出来ず
アルナウが生まれた後は👶、
母親は城に監禁され⛓️、父親がアルナウをお城から連れ去り、男手1つで大切にアルナウを育て、過酷な運命を辿ります。

ホントにアルナウには、次から次へと辛い出来事が訪れてきてアセアセ
中世の石造りの街並みが🏰、余計ドラマを暗く見せてたように思えるほど(笑)。

そして当時の、貴族、商人、船乗り、農夫、の階級や、
信仰、人種、交易、宗教裁判………など、中世の複雑な社会、人間関係が丁寧に描かれていました。

で、アルナウの従姉妹で、意地悪な女の子👧が数年後、成長したら、
なんと先程のドラマ【モロッコ】で、私が好きだったマグダレーダが、意地悪女を演じてました❗(アナ・モリネル Anna Moliner↘️)
成長後の登場シーンは少ないけど、【モロッコ】とは真逆の役でびっくり😲
最初は、一番の世間知らずっぽく、キャピキャピ、面倒くさそうな女の子に思えましたが、
素直な分、何事にも真っ直ぐで、一番モロッコで、逞しく成長したのが彼女だったので………


ネタバレになるので、ストーリーについては割愛しますが、

後半、ユダヤ人が🏦💱両替商について説明した時
「………この赤い絹の卓布と………
元手の金を、ヴェネチアで売れば、金貨が手に入るコインたち

と、両替商に必要な道具として🧰カウンター机について語ったシーンがありました。

その時は
「🇮🇹メディチ家が、金融を牛耳ってた頃?」
と思うくらいで、何となく見てましたが、

このドラマを見終わった数日後、📺テレ朝「グッドモーニング」の林先生の言葉検定の中で
「BANCO 」について問題が出てきました❗

BANCO (BANCA )は英語のBANK (銀行)のルーツで、
現在でも🇮🇹イタリア語以外に、🇪🇸スペイン語、🇵🇹ポルトガル語等も使っていて、目にした事ある人も多いと思いますが、

元々、ベンチや長机という意味があり
(木で作った🔨長いもの?)、
今でも銀行で使っているカウンターというような事(多分💦)言っていて、
ドラマのこのシーンを思い出しました💡ハッ

なるほど~びっくりそうだったのか、BANCO🏦✨


ドラマとはちょっと話が外れますが、この後🇮🇱ユダヤ人はイベリア半島でも迫害され、
最終的にオスマン帝国に辿り着きます。

「🇹🇷オスマン帝国外伝」でも、👑スレイマンの主治医や👳、高利貸しは皆ユダヤ人でしたよね?
スレイマンだけでなく、歴代スルタンの主治医は殆どユダヤ人だったらしいし、
金融系も、もちろんユダヤ人だらけ。

ご存知のように、オスマン帝国では異教徒でも人頭税を掛け、各民族に合った商業に繋げ、
✝️🕉️✡️宗教に寛容だったからこそ、税収も増え大国になった訳ですが、
その大国が、ゆっくり坂道を下るのは、ヒュッレムがきっかけ?!と私は思ってます(笑)

まぁ、そんな話は置いといて💦

【海のカテドラル】は、スペインでベストセラーになった歴史小説が原作らしいですが📚、見応えありました。

そう言えば、【情熱のシーラ】の中で登場した
🇬🇧イギリス人のロザリンダと、スペイン保護領モロッコの最高権力者の♂ベイクベデルは
実在の人物がモデルで

🇩🇪ベルリンオリンピックで知り合った後、
🇲🇦モロッコのタンジールで再会し恋愛。
戦争で離れ離れになり
その後また再会し、🇪🇸カディスで添いとげたらしいですが

この二人をモデルにした小説も📗ベストセラーだったらしいので、ぜひともドラマか映画で見たいわ~キラキラ