この日は朝から雨
夫は二日酔い気味だったので、雨の中、私一人でお出かけ。
行きたかった、梨花洞という場所は、色んなドラマでよく出てくる所
(行き方はこちらのソウルナビ参照↓)
http://www.seoulnavi.com/miru/2394/
東大門から、マウルバスか徒歩でも行き易そうだったのですが、ホテルから昌徳宮沿いに行けば着きそうだったので、歩いてみることに・・・
が、今ならスマホのGoogle使ってとても便利だったろうし、
夫は空港でレンタルしてたから夫が持っていたけど、
私は旧式バックパッカーだったので(笑)、地図を頼りに(それも徒歩)
雨の中かなりハードな散歩になりました。
普通の住宅地は、地図には載ってない小さな脇道も多く
途中で現在地が分からなくなり(ナビとの一番の違いはこれ)
迷いながら歩いていたら、いつの間にか行く予定なかった『成均館大学』へ(笑)
ここは大学路(テハンノ)と呼ばれる学生街
今このブログ書きながら思い出したのが『イニョン王妃の男』で
「成均館は、今もあるのか?」と感慨深そうだったキム・ブンドのセリフ。
(このドラマ好きで、OST買ったらお札が付いてた♪)
ここは卒業生も、ヨン様など有名人がたくさん。
この辺にきっと、河本準一がイラ韓で出場した、あの芸人劇場もあり、探してみたかったのですが、雨だったのでそんな元気もありませんでした。
でも小劇場がたくさんあって賑やか♪
雨宿りしていた学生に道を聞いたら
「あのバス停でマウルバスに乗って○○○○という場所で降りるといい」
と親切に教えてくれました。
彼は、その私への説明のせいで、自分の乗るバスを一台乗り過ごしてしまったのに
「ゲンチャナ~、ヌナ、アンニョン」と、
とても爽やかでスマートで、勝手に育ちの良さを感じた私(笑)。
バスに乗ったら、今度は下車する所を聞き逃さないよう耳を立てて、バスを降りてからまた雨宿り
降りたのはいいけど、今いる停留所が何処で、太陽が出てないので、東西南北も分からず・・・
バスに乗ってる時、地下鉄の恵化駅を通りすぎて不安になった私。。。
お店の軒先の下、雨でぼろぼろの地図を見ていたら、目が合ったアジョシがいたので道を聞いたところ、地図に道を書き込んでくれました。
ソウルでは初日の地下鉄でも、親切な女の子にも出会い、本当に韓国人の優しさに毎日感動
おじさんが教えてくれた方向に歩いていくと、大通りから急に庶民的な景色へ
しかしホント・・・、この辺も坂だらけ・・・!
平倉洞、北村、梨化洞・・・ロケ地は坂道だらけ(笑)
階段も急だし尋常じゃないっ!
ドラマスタッフは機材運ぶのとか大変だろうな・・・。
でもみんな軍隊で体鍛えてるから大丈夫なのか?!
すると『逆転の女王』や『ニューハート』に出てきた店が!
ファンテヒが饅頭を買った場所
この辺は、庶民の暮らしが滲み出てます。
この地域から上に登ると駱山公園という、やはり色んなドラマに出てくる城壁で有名な公園があるのですが、
雨で疲れたし、次に行きたいところもあったので、この時は諦めました。
でも去年『お馬鹿ちゃん注意報』にはまった時は無性に行きたくなった(笑)
ここは若者の芸術街でもあり、至るところに壁画?が書かれてます。
そして迷子になりながら、ふと見上げると『屋根部屋のプリンス』『華麗なる遺産』等で、超有名な花階段が♪
が、なんとこの階段の絵は、現在灰色に塗り替えられてしまったとか。。。
理由は
元々は古い町の地域活性化をはかり、村起こしとして始めたら、予想を上回る観光地になり、カフェ等お店をしている一部の人はかなり潤ったものの
大半のごくごく普通の生活をしている地域住民からの苦情が、絶えなくなってしまったかららしい。
同じ普通の住宅地でも、昨日行った平倉洞はどこもお屋敷で、悠々と高い塀があるし、小さな公園や道路も整備されているので、まるでドラマの格差の縮図?!
2013年に行った釜山の甘川文化村も、似たようなプロジェクトで、町がとてもカラフルだった。
こういった事は、生活圏なので自治体も含め色々なルールを決めたとしても、観光客が入ってくるので難しいかも⁉
日本も五箇山や白神山地は、一時期問題になっていたし
だから残念ながら今となってはもう幻の花階段になってしまいました。
行っておいてよかった
帰りは雨も上がり、結局東大門まで歩いてきてしまいました。
チャンドックンからトンデムンまで、ほぼ歩いたようなもの
今度は地下鉄で、南大門に向かいます。
⑤河本冷麺 に続く