夫が借りてきた韓国韓国映画カチンコ

韓国では大ヒットしたらしいけど、

…かといっても、面白いと思わないものも多いので期待しないで見たら、凄く良くてキラキラ、最後はボロボロ泣けた。
国民的映画というのも納得!


あらすじは、太平洋戦争後から現代までが舞台で、
実在の著名人をさりげなく登場させたりして、笑いあり、涙ありで
「フォレストガンプ」みたいでテンポもいい❗

朝鮮戦争爆弾、離散家族ナイフ
西ドイツの炭鉱への出稼ぎランニング
ベトナム戦争…爆弾

日本の占領から開放されたと思ったら日本
今度は朝鮮戦争で中国の脅威にさらされ…中国


朝鮮戦争で父と生き別れになり、
長男の自分が家長なので、弟の学費を稼ぐ為に
ドイツ西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行き…ランニング

韓国に帰国したと思ったら、次は
父と再会の約束した、叔母の店を守る為に(と妹の結婚資金)
次は地球ベトナム戦争に行き…ランニング

そして、戦争孤児、里子…
…離散家族の現実ハートブレイク

あまり韓国に興味なくても、この映画を見たら、近代史がとても解りやすいかも(笑)

実際、こういった家族は多いだろうし、
まだ北とは休戦中爆弾

民主化してから、まだそんなに歴史が長くない事を思うと、
儒教うんぬん以前に、日本よりも韓国国民が、逞しく感じるのは自然に思える。
(民主化したら、反日感情が出て来たのも皮肉……ハートブレイク)

監督は
「今の韓国の繁栄は、こういった先人の犠牲があることを、若者に知って欲しい」
と言っていたけど、それは日本も同じ。

日本もこういった近代史の国民的映画は「三丁目の夕陽」がそうなのかな?

でも韓国と大きく違うのは、
日本では太平洋戦争の後「戦後」でも
韓国はすぐに朝鮮戦争、そして多くがベトナム戦争にも行っていたし、
現在も北朝鮮と「停戦中」

更に軍事政権が長く続いていたから、
日本とは平和についても国民の意識が全く違う。

日本より、韓国がずっと早くからnetやスマホが浸透しているのは、
離散家族など含め、情報に飢えていたからな気もする…


昔、ルクセンブルクからドイツのケルンに電車で行った時、

白ワインワインで有名なモーゼル川とライン川沿いを走り、気が付くと

それまで車窓が綺麗なブドウ畑だったのがぶどう
(冬だったので、雪で真っ白雪)
いつの間にか東京タワー発電所などが増えていた。

そこは昔、社会で習った「ルール工場地帯」だった。

日本人街で有名なデュッセルドルフも、
日系企業の進出のきっかけというか、
ルール工場地帯の発展は、こういったアジアからの出稼ぎ無くしてはなかったんだろうな……ひらめき電球(想像)

…この映画で出て来た炭鉱は、世界遺産のツォルフェライン炭鉱なのかしら?


話を映画に戻すと(ここからは独り言)タラー

責任感が強く、お人好しの主人公ドクスを演じる…ファン・ジョンミンがホントにぴったりで、
彼でなければ、この映画はここまで魅力的にならなかったと思うキラキラ

笑いながらも切なくて………
私は彼の「アクシデントカップル」が、大好きで(OST買ったほど)(笑)
ちょっとした表情にも涙腺が緩んだ。

あと、この映画を借りたきっかけは、
「ぶっ飛びヨンエさん」の、ラ・ミランを見たかったから(笑)

脇役で「見逃さないように…」なんて思ったら
ドクスの叔母さん役で、
この映画のタイトル「国際市場」の再会の場所となったお店の主で、
映画のキーになる人物で嬉しかった(笑)

「怪しい家政婦」にも期待を裏切らない役で出てたし、(BSではカットが多かっただろうけど)存在するだけで面白いハート

「じゃがいも星」も全然面白くないので、
今一番好きののは「ぶっとびヨンエさん」だわグッ