少し前ですが、

採卵7回目の凍結結果を聞いてきました。

今回は全てIVFです。

 

回収卵数35

受精25

胚盤胞5 凍結

 

▪︎5日目胚盤胞:3AB,3BB,4CB

▪︎6日目胚盤胞:4CC×2

 

 

採卵数の割に胚盤胞率が低い。

そしてこんなに採卵して、良好胚は2つ。

という結果でした。

 

採卵方法を再検討します。

 ※以下、あくまで私の場合です。

 ①IVFかICSI

→結論:IVF

 

今回、顕微授精をやめた理由は、

・顕微授精の胚盤胞率が極端に低かったから

・顕微授精で凍結した胚盤胞で着床したことが一度もなかったから

です。


前回6回目の採卵で、

・IVF胚盤胞到達率60%(ICSI:15%)

・良好胚は全てIVF

 

という結果も踏まえて、今回は全てIVFで行いました。

 

でも、胚盤胞率が低かった。

 

それはなぜか。

 

今回はこれまでと異なる点がありました。

 

これまでは、培養3日目以降に脱落者が多く、胚盤胞率が低かったのですが、

今回は、受精率が低い上に初期胚のグレードも悪く、

培養3日目までの脱落者が多かったことです。

(培養3日目までは卵子、それ以降は精子が影響するという報告あり。)

 

あくまで推測ですが、

卵子の質が悪いと、IVFだろうが、胚盤胞になりにくいのではないかと思いました。

 

 

そのため、今回の結果からICSIの方が良かったとも言えないと思われます。

 

今回はイレギュラーと考え、これまでの結果に基づき、

引き続き全てIVFを行なっていきたいと思います。


 

 ②アンタゴニスト法のままでよいのか

→結論:アンタゴニスト法で引き続き進める。

 

刺激法は、アンタゴニスト法以外に

・ショート法

・ロング法

・PPOS法 

 

ショート法・ロング法は、

私のような多嚢胞性卵巣の人には向かないため除外。

(トリガーがOHSSのリスクが高いため)

 

PPOS法は、多嚢胞性卵巣の人に向いてはいる。

でも、これまで2回行って

1回目:採卵数50個で5つ凍結

(全て6日目胚盤胞)

 

2回目:採卵数11個で1つ凍結

(5.5日目胚盤胞4BB)

→顕微授精だったことも要因かもしれませんが、

融解後は、収縮していて着床もせず。

 

 

という結果で、

アンタゴニスト法の結果が良いわけではないのですが、

敢えてPPOS法を選ぶ必要はないと思いました。

 

 ③高刺激のままか

→結論:中程度の刺激を試してみる

 

今通っている病院では、

OHSSにならないギリギリまで刺激をします。

 

高刺激だと、

卵胞のサイズを大きくするのと同時に、

多嚢胞性卵巣の私は、卵の数が多くなります。

 

確かに卵の母数が多いので、胚盤胞凍結はできるのですが、

・卵巣の腫れがひどい

(今回の7回目採卵では、卵巣7センチに腫れていて、次周期移植を見送りに)

・胚盤胞率が低い

 

という点から、体と金銭面の負担が大きい現状です。

 

採卵数が多ければ多いだけ、生児獲得率は上がるという論文が2018年にあります。

 

その点から、病院も高刺激でOHSSに十分注意して、

できる限り多くの卵胞を育ててくれていると思います。

 

しかし、通常は採卵数が多くても卵の質は低下しないとしても、

私の場合も同じと言い切れるのでしょうか。

 

 

左右の卵巣に10個ずつまでが良いというような論文(2018以前)もあり、

全ての人に共通することとは限らないように思えます。

 

このことから、採卵数20個前後を目指す方が

私の場合、合っているかもしれない。

 

ただし、卵が成長しなくて小さいのばかりになる可能性もあります。

それでも次回、採卵があれば一度試してみたいと思いました。

 

 総括

次回採卵は、

 

アンタゴニスト法

×

20個程度の卵胞獲得(中刺激)

×

IVFオンリー

 

で挑もうと思います。

(今回で終わってほしいけど!!)


 

先ほど少し触れましたが、

これまで夫の精子は、状態が悪く、数が得られず顕微授精になる。

 

ということも、何度かありました。

 

今回は、ザイモットをしても全ての卵に振りかけられる精子数があり、

数値的にも良くなっていました。

 

これまでの採卵で、精液所見が改善したのは初です!

 

精子も、年齢とともに悪くなると思いますが、

努力によって改善できる希望がもてました。

(最近私が夫に怒ることも減って、

ストレスが減ったのが一番の改善した理由かもしれません笑)

 

でも、今回まさかの私のコンディションが悪く、採卵の良い結果が出ませんでした。

 

刺激が合わなかったのか、

生活習慣によるものか、

理由は定かではありませんが、

精子と卵子、どちらもベストコンディションで採卵する

難しさを痛感しています。

 

どちらもコンディションを整えるべく、

生活習慣で改められるところを2人で話し合いました。

 

▪️睡眠時間

0:30〜7:30→23:30〜7:00

 

▪️運動

毎日30分以上歩く

夫:週3回以上 10分有酸素運動

妻:毎日 スクワット、プランク(筋力をつけて、冷え対策)

 

▪️お菓子

小腹が空いたら、ナッツ類(最近できてなかった)

 

▪️食事

メイン魚料理 週1回→週2回

 

もうこれくらいしかない…。

 

できることをやって、

いつか妊娠できる卵に出会えるよう備えようと思います。

 

1周期、ゆっくりお休みします。

 

長々となってしまいましたが、

最後まで読んでいただきありがとうございました。