こんにちは、Midoriです。




私達人間は、ハッピーな出来事が起きると喜び

その反対は落ち込むという様に

出来事、物質的なものに

振り回されて生きています。

落ち込みたくない、つまり負の感情を感じない様にハッピーな出来事や物を求め続け

コントロール、執着しています。


今はいのちの活動があるだけなのですが、そのエネルギーの流れを滞らせてしまうのが、思考でありそのコントロール、執着です。

いのちは常に良くなろうとする自然のエネルギー、自然治癒力です。


自然は循環するいのちのエネルギーですが、この循環はポジティブ・ネガティブ両方無いと循環できません。循環せずに滞った状態が表面上に現れとして映っています。


私達人間は無意識に

執着を持ちながら生きています。

そのお陰でドラマが生まれています。

例えば、「自分は恵まれない被害者だ」

というイメージを持ち続けている事が執着です。

無意識にこのイメージは自分にとって利益になっている事を知っていて手放せないでいるのです。

可哀想な自分を誰かに慰めて貰える等です。

本人はそんな自覚はありませんから、

なかなか抜け出す事はできません。


そして手放しが起きなければ、

被害者である自分の人生は

相手を変えながら同じドラマを繰り返します。

かといって、自分が自分でこのイメージの手放しはまずできません。

執着に気付いたら手放せるかと言えば、

そう簡単な事ではありません。

人間はホメオスタシスに簡単にのまれますから、相当な頑張りと努力がないと難しいのが本当の所です。


手放しというのは、頭の中でやる事では全くないのです。「手放します」ではないのです。

表面的なエゴの働きによるものではありません。


気付いたら何も引っかからなくなっていた、

全く考えなくなっていた、

みぞおちが痛くならなくなった、

自然と振る舞える様になっていた、

等という具合に、体感が必ずあるのです。

それがいのちのエネルギーの働きなのです。


楽になりたい、本当の意味で真理を知りたい、宇宙の法則を知りたい、そういった事を表面上の自分がいくら頑張って勉強した所で頭の中で「つもり」になるだけです。


ドラマから抜け、本当の意味で真理を生きるには、今いのちとして生きる事のみです。

それは、いのちの活動そのものである事、知識で知る事ではなく、体験そのものを通して出会っていくものです。


私達人間は、どんなに高尚な覚者の言葉であっても、自分の実体験でなければ本当の意味でそれを信じる事はできません。

外からの情報は答え合わせで充分です。

実体験から学ぶ事ができるのを

実感なさると良いかと思います。