一人になって 俺はベッドに寝転んで 天井を見つめていた



実のところ 少し打ちのめされていた…



自分の気持ちを 伝えることより あの人の笑顔が大事…


ウニョギヒョンは そう言った 


はにかんだ笑顔だったが それでも ひどく大人に見えた


俺は 自分が わがままな駄々っ子のように思えて


負けてるような気がした…




好きで 好きで どうしようもなく好きで…


その気持ちを あの人に ただ まっすぐにぶつけるだけ


あの人の気持ちを考えるより 自分の気持ちばかり…



でも あの人は 俺のそんな気持ちを うれしいと言ってくれた


愛され 必要とされる事の喜びを 感じてくれた


それじゃ ダメなのか?




今夜は やけに長く感じる


あの人を 疑ったりするような 子供みたいなことはやめて


あの人が 帰った時 ここが一番いいって思ってもらえるようにしよう



落ち着いたバラードをかけて あの人の好きな キャンドルを燈す


あっ 枕は こっちのベッドに並べて


俺は 壁側に寄って寝よう そうすれば きっと隣に潜り込んでくれる



早く帰ってきて…ミニ…


そして その甘い声で 「キュヒョナ」って 俺の名を呼んでくれ






ミュージカル関係者との 食事会… そう思っていたその夜に


二人にとって 思ってもみなかった出来事が起こっていたことを


その時 俺は 全く知らずにいた…