俺は 腰にバスタオルを巻いて 


あの人には バスローブを 羽織らせた


背中におぶって 浴室から出ると ウニョギヒョンが立っていた




「…お前 どうした!? ソンミニヒョンに何があった?」


「何でもないですよ… のぼせただけです…


 部屋に連れていきますから、そこどいてください 」




俺のヒョンに 誰も触らせない!


俺だけのもの… そのまま 俺たちの寝室に運ぶ


心配そうについてきたウニョギヒョンに もう一度言う



「ヒョンは 俺が介抱しますから 部屋に戻ってください」



何か言いたそうな顔をしながらも



「頼んだぞ …」


そう言うと 扉を開けてくれた




あの人を ベッドに寝かすと 虚ろな目で 「…キュヒョナ…」 と 俺の名を呼んだ


あの人の唇が 俺の名の形をなぞる…


その美しい顔を見て 俺の心は痛んだ


何てことを してしまったんだろう…



悩み苦しんでる あの人の側に寄り添って 手を握って


「大丈夫…俺が応援しますよ」って


いつものように  励ますのが 俺の役目だったのに…



俺の理性なんか 嵐の前では無力だった


自分勝手な欲望を あの人にぶつけてしまったんだ…