遅れながらでも成長(’82、11③) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

 

 

11月25日

どうにか一人で起き上がれるようになる。

気が付いたら立ち上がり、一人歩きをしている。

前から歩いているが、自分医その気がないのと、

歩かなかったのが、最近はウロウロと物をぶら下げて歩き回っている。

やっと1才の子がするような事をしている。

 

 

酸素が足らんのや。

無気力でも仕方がないじゃないか。

と、きっと振り返って母も言うのだろう。