外に連れ出す葛藤(’82.9①) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

 

 

8月27日~9月1日まで記載なし

 

 

 

 

9月2日

5.6歩 歩く。

もともと歩こうとする意志さえあれば歩けるはずだったので、

タンスの前に立たせて、オイデをし 一歩いたら私も一歩後ずさりをして歩かせる。

 

 

 

 

9月3日

最近はよく外にでて遊ぶようになった。

良い事かどうか判断しにくいところだけど…

まっいい事であろう。

 

夜、風呂上りに熱がある事気が付く。38℃。

さっきまで全く気がつかなかった。

すぐ座薬を入れる。

 

 

 

9月4日

一応下がっているが又上がる。

夕方下がっているが夜になると又上がる。

38℃以上は上がらない。

 

 

 

9月5日

はしかワクチンの熱かもしれないのでしばらく様子をみる。

38℃から37℃の間をいったりきたりである。

その他は別に変ったことはない。

 

 

 

 

 

ウチの子も歩くのは遅かったから、歩く練習させる気持ちわかる。

けど、歩かないには理由があるんだよねぇ。

(ウチの子は、後々障害者手帳が取れない程軽いが脳性麻痺で半身麻痺があることがわかった)

必死な気持ちはとてもわかる。