ケロイド体質(’82.7⑤) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

 

 

7月19日

傷口のまわりをきれいに掃除してくれる。

N(きゅうの姉)の傷口はもり上がり、多少ケロイドにたいになる体質だとか。

私もきゅうもそうであるが、やはりNもそうだったか。

夏休みの終わり迄様子を見て、日赤の整形外科を紹介するそうだ。

これは最初から言われていた。

女の子であるし将来の事を考えると形が残らないように整形外科で手術するとあとはきれいになるそうだ。

今日は薬をもらう。

あとはこの薬を塗るだけでいいそうだ。

 

 

 

 

7月20日

A幼稚園のバレエ教室を見に行く。

 

 

 

7月21日

阪大のワクチン外来へ

Nも一緒にと思ったが健康な子は受け付けてないとか。

病気の子しかやっていないとの事。

K病院、中津のS病院は元気な子どもでもやっているのでそこへ行くように言われる。

butきゅうの診察の時、健康な子どもでも毎月第一土曜のワクチンの説明会へくればちゃんとしてくれるそうだ。

だからその説明会へ行って連れて来なさいと言われる。

 

 

 

めちゃくちゃ酷くはないけどケロイド体質な私。

切った傷よりも幅広くなりやすい。

姉の額の傷は年々目立たなくなっていったように感じます。

ワクチンの件は『きょうだい児』という言葉が存在してなかった時代。

きょうだいが感染したら、普段から病児に手が取られている家庭だと、病児を置いてきょうだい児を病院にとは中々できない。

きょうだい全員一緒にワクチン接種がその家庭には望ましいですよね。