※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。
4月2日
N(きゅうの姉)ピーターパン観劇。モータープールAM10:00
久しぶりに風呂に入れてもらう。
小児科病棟は風呂も入れてもらえない。
もう少しきちんとやってほしい。
夕方帰る頃に熱を計ると38℃ある。
機嫌はいいし、食欲もあったけれども何の夏がわからない。
手術前でもあるので万全の対策をしてほしいがあの病棟だとその期待もむりであろう。
平熱に下がり何でもないのだといいのだが。
4月3日
熱がやっぱり38℃で下がらない。
でも機嫌もいいし、食欲もまあまあ。
屋吐く座薬を入れて熱を下げて欲しいのにもう少し様子を見ます。と、そればかり。
母、母よ。
親がさっさっと入れられる乳幼児ばかりではないのよ、小児病棟は。
イヤイヤ期の子もいれば、自分で入浴する年代の子もいるのだから。
乳幼児のように真っ裸にしてバスタオルで包んで風呂場に連れて行き、
塗れたままパスタオルに包んで病室でゆっくり着替えるというわけにはいかない。
座薬もね、医師の指示で看護師は動いてるので、病棟を責めてはいけないのよ。
この頃、38.5℃過ぎないと座薬は出さないってなかったのかなぁ?
乳幼児病棟が乳児にはとても手厚かったんだね。