手術前の日常 パート3(82,3④) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

3月16日

N(きゅうの姉)耳鼻科に連れて行く

ここに越してきてからは毎年季節の変わり目 特に春先になると鼻血を出す。

最近も鼻の中に血がかたまっているし、

風邪を引いていないのによく鼻をずるずるといわせよく鼻をかんでいる。

先生の話だとアレルギー性鼻炎だとか。

しばらく通院。

 

3月19日

きゅう本来なら手術日

◎サンケイ新聞にバングラディシュからきた14才の少年(心房中隔欠損症)の手術の事が載っていた。

やはりきゅうはこの為に手術が遅れたのだ。

この少年が19日に手術をしている。

 

3月20日

母の家で食事をして帰る。

 

3月21日

お墓参り。

午前中は雨が降っていたが、帰りはからりと晴れた。

良い天気であった。pm3:30帰宅。

 

 

お墓参り、誰のお墓だろう。

まさか手術前の私を連れて赤穂市まで行ってないよね…?