ブログ再開 | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

長期間放置していたこのブログを動かします。

ブログの目的は、私の母が私を育てる時に書いていた日記を書き写す為です。

 

改めて自己紹介をします。

 

私は1980年に先天性心疾患を持って生まれました。

病名は肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症(ファロー極型)

6歳離れた姉、2歳半離れた弟を持つ中間子。

(現在は高3になった息子を持つ母)

 

私が生まれた頃、私の病気はとっても重い病気で、根治が出来ないとされてました。

それどころか、中学生以降の未来を簡単には描けない。

酸素カニューラが無い。

輸血よるC型感染がまだ知られてなかった。

MRSAの存在も知られてなかった。

輸血は後ででも返さなければならなかった。

 

そんな時代に私を育てた母。

体は小さいけど、パワフルで頭の回転がよく、子どもの為ならなんでもやってしまう。

娘から見た母は、鋼のような強い人だったけれど、日記には当時の母の色んな苦悩・葛藤がたくさん書いてありました。

 

日記は小学校の担任と毎日交わしていた保護者用連絡帳を合わせると結構な量あります。

これをずっと保管していて、仕事を引退したタイミングで渡してきた母。

特にどうして欲しいという希望はなくて、ただ渡された。

 

読めば読むほど、これは他の人に公開すべきではと思う気持ちが強くなりました。

時代は大きく違えど、親の想いは万国共通だと思います。

若かりしの母の日記が、どこかの誰かに届き、何かの支えになれば・・・。

 

母の許可は2年前に許可済みです。

個人情報なども含んでますので、全てではないですが、少しずつ公開していきたいと思います。