バスに乗っていた私
終点に到着すると、10代後半くらいの若い女子が運転士に近づき、なにやら確認している。
「あの…『⚪⚪前』っていう停留所は停まらなかったんでしょうか
」
」運転士は
「それは路線が違うバスですよ」
そう言われ
「そうなんですか!?どうしよう…
」
」困っている女子。
運転士は、再び次のバスに乗り、その停留所に行く方法を教えている。
しかし、それじゃあまた運賃もかかるしちょっと遠回り…
確かに路線が違うバスだけど、女子が乗らなければいけなかったバスは、途中から分岐しているだけで系統は同じバスなので、今降りた停留所から10分くらい歩けば、女子の行きたい停留所に行けると言うことを私は知っている。
なので、バスを降りるとき
「ここから歩いていけますよ。途中まで案内しましょうか

」


」私は運転士の隣に立っている女子に言おうと思ったけど、なにせ終点なので降りる乗客が多く、そのまま流されて降りてしまった。
他の乗客がどんどん降りてくる中
「運転士の説明聞いて納得してたんだからいいか」と思いながらも気になったので、なんとなくゆっくりと歩き、そして振り向きながら、その女子が降りて来たら声をかけてあげるべきか、まだ迷っていた。
が、考えた
声をかけても「結構です
」と、怪訝そうに断られたらプチショックだな

」と、怪訝そうに断られたらプチショックだな断られなかったとしたら
その道に案内するためには、どの道で案内しよう…ショートカットすると細い道も通るから、いくら同性とは言え怪しい人だと思われるかな…警戒されたらどうしよう…こんな時代だし

怪しまれないとしても
途中までの案内とは言え、無言で歩くのは苦痛……でも無言じゃちょっとねぇ…
この時期だから、地方から出てきたばっかりの人なのか、友達の家に初めて訪ねて来たのかな
いやいや
そんなこといちいち聞かれるのはやだよね
とか
って、そんなことを考えていたら、いつの間にかその女子はバスを降り、反対側のバス停に向かいスタスタと行ってしまいました





……あ~~~
女子ぃ~(* ̄∇ ̄)ノ
女子ぃ~(* ̄∇ ̄)ノ
いろいろ考えすぎて、親切を逃してしまった…
親切は、スピーディー&タイムリーに
……ですね

あの女子、遠回りでも無事に着いたかなあ

*okayuさん、このブログ見ていたらメッセージください~