夫と家具屋に出かけた。
今は何かとネットで購入する事が多くなったけど、夫と休みがちょうど合ったので実際見てみようと言うことに。
ベッドと言っても
ベッドの枠のデザインや大きさ
マットの種類もいろいろ
それに、古いベッドの引き取りもして欲しいし
あ、もちろんお値段も

いろいろ考えると
なかなか希望に沿ったものがない
さすがにもう決めたいと思う私とは反対に、最後の4軒目の店では、夫も疲れて顔が死んでました
←
←その店で、へろへろの私達に話しかけてきたのは、ベテランであろうかと思われるおばさまスタッフ。
まず、デザインは置いといて
マットの善し悪しやオススメについて丁寧かつ詳しく説明を始めました。
もう決めちゃいたい私は「ふんふん」と真面目に聞いていましたが
おばさまは、ひと通り説明した後、夫の死んだ顔をみて、何かを察したのでしょう
私にどのくらい店を回ってきたのか聞いてきたあと、私に
「あらあら、それはお疲れでしょう。今日は一旦お家に帰られて、また今度ご来店いただいた方がいいかもしれませんねー。」
と。
そして展示ベッドにへたりこむ夫に
「御主人お疲れ様でしたね〜」
と。
ほんと嫌味じゃなく
ねぎらいの言葉や顔が、菩薩か優しい母親のようでした









私達はそのおばさまスタッフの言葉で
「今日ベッド買わなきゃ!!」
という呪縛から解放され帰宅の途に着いたのです。
スタッフもいろんな接客してるだろから
この客は、買いそうとか買わなそうとか、冷やかしか…とか察する部分は経験であるんだろうけど
「今日は疲れただろうから、お帰りなさい」
的なこと言われたのは初めてで
是が非でも売らないの!?
帰っていいんだ
的な
的なそして
あれから1ヶ月
いいんだか悪いんだか…
私達はまだ古いベッドに寝ています。