優しい子 | きゅきゅ日記

きゅきゅ日記

2008年6月、ママになりました♪

今日も朝から大忙し。
だりおは昨日から出張でお泊りだったので、久しぶりにぽんちゃんと二人で登園しました。
毎朝、だりおが送っていってくれるようになり本当に楽チンです。


ぽんちゃんとだりおが7:30に家を出て、わたしは7:40に出ます。
その10分がとっても貴重!
今朝はその10分がなかったので、眉毛を描けずに出社…。
出社早々トイレに駆け込んで、眉毛描いてマスカラ塗りました。





そうそう、一昨日のことでも。
一昨日、園に到着すると玄関にちょうど同じクラスのAちゃんとママがいました。
今まではAちゃんがクラスで一番遅くまでいたのですが、今月からはぽんちゃんが最後…。


「おつかれさまです~」


と声をかけると、Aちゃんママが


「ぽんちゃんママ、すみません!」


といきなり謝ってきました。
???な訳ですが、「あ、また噛まれちゃったかな?」と思ったんです。


Aちゃんは0歳児クラスのころから噛みつき魔でして、毎日のように被害者がいました…。
もちろん先生方もすごく注意してみてくれていたのですが、一瞬の隙を突いてガブリ!
ぽんちゃんもよく噛まれていました。。。
最近落ち着いてきていたので、安心していたのですが。



でもね、今回は噛みつきじゃありませんでした。
Aちゃんがいきなりぽんちゃんの顔を引っかいたそうなんです。。。


「本当に申し訳ありません!女の子の大事な顔なのに…口よりも先に手が出てしまって……」


とAちゃんママは謝罪しながら泣き出してしまいました。



今までどんなに噛まれても、その加害者のママから謝られたことはありません。
それは、先生方が被害者の名前を言わなかったからではないのかなーと思っています。
加害者のママもどの子が噛まれたのかわからないので、謝罪できないと思われます。
もちろん被害者の方も「他のお友達に噛まれてしまって」と言われ、加害者の名前は聞けません。
(噛まれた瞬間などを複数のママたちが目撃しているので、誰が噛んでいるのかはわかっていますが)




ぽんちゃんが待っているので、Aちゃんママには「大丈夫ですよ。こういうのはお互い様ですから」と話して、とりあえずぽんちゃんのお迎えに行くことに。
主任先生がお部屋で待っていて、詳しく状況を教えてくれました。


ぽんちゃんが先生に抱っこされていたら、いきなりAちゃんに顔を引っかかれたそうで…。
先生いわく「たぶん、やきもちを焼いたんだと思いますよ」と。


「Aちゃんママにもう聞かれたと思いますが、ぽんちゃんママに直接一言謝っておいてくださいと言っておきました」


と主任先生。



今まで、どんなにお友達による怪我をしても相手の名前を言わなかったのになー、と不思議でした。
2歳後半になって、話ができるようになり子どもの口から変に話が入るよりは、ということなのでしょうか?
口より手が出てしまう時期を過ぎたから許されない、ということなのでしょうか?




ぽんちゃんと玄関に戻ると、Aちゃんとママが待っていました。


「ぽんちゃん、ごめんね。ほら、Aちゃんもぽんちゃんにごめんねしなさい」


と促すAちゃんママ。
でも、ギュッと口を結んで一言も口を聞かないAちゃん。


悪いことをしたってわかっているんだけど、謝れないんだよね。
そういうのあるよね。


「大丈夫ですよ。子どもは傷も治りが早いし、本当にお互い様ですから。」


と話したのですが、Aちゃんママは気にしてしまって。
そして、とうとうAちゃんが大泣き。


自分のママが泣いてしまうくらい悪いことをしてしまった、ってわかっている。
でも謝れない。
それから10分以上泣き続けました。




AちゃんママもAちゃんも気にしていないといいんですが。
だって、ぽんちゃんは自分の怪我のことなんてまったく気にしていません。
むしろ、泣いてしまったAちゃんのことを心配していました。




帰り道、ぽんちゃんを抱っこしながら


「ぽんちゃんさ、Aちゃんも悪気はなかったから許してあげようね。」


とお話しすると


「ぽんちゃんはわるくないよー」


ですって。
「悪気」という言葉が、まだわかっていないので仕方ないですね。





泣いてしまったAちゃんを心配するぽんちゃんは優しいです。
いつまでもその優しさを忘れずに、育っていってほしいなぁと思います。