昨日はぽんちゃんに大事件が勃発していました…。
悪いのはすべてわたしです
ぽんちゃん、頭から落下しました…
何が起こったのかというと……
朝8時前には家事が終わっていたのでご機嫌でした。
なので、気分転換にぽんちゃんを連れて、マンション1Fの郵便受けまで朝刊を取りに行ったんです。
エレベーターの中の鏡が大好きなぽんちゃんもご機嫌
ふたりで機嫌良く戻ってきて、玄関の扉を開けた瞬間、飛び出すなな。
今週からマンションの共用部分の補修工事が入っていて、工事関係者も多くいるので慌てて追いかけるわたし。
このとき、ぽんちゃんを家の中に入れておけばよかったんです…。
でも、家の中に入ったらななを見失うと思ってそのまま、ぽんちゃんを抱いて追いかけました。
隣の家の前でななを捕まえ、左手にぽんちゃん、右手にななを抱いて戻るわたし。
そして、また玄関の扉前に戻った瞬間に事件は起こったんです。
扉を開けた瞬間、暴れだしたなな。
それを押さえようと右手に力を入れると、ぽんちゃんの体勢がグラリと後ろへ…
あのときはすべてがスローモーションでした。
1コマ、1コマ、ゆっくりと時間が流れていきました。
今思うと、なぜあんなにゆっくりぽんちゃんが落ちていったのに、助けられなかったのかと思うほど。
そして、それを思い出すたびにわたしの心はギュッと今でも縮みます。
「あっ!」と思った瞬間、左手に残っていたぽんちゃんの足をギュッと挟みましたが、頭の重い赤ちゃんです。
重力には勝てずに、腕の中から足も抜け落ちていきました…。
そして、頭から落ちていったぽんちゃん。
けれど、ここで本当に1つだけ天が味方をしてくれました。
玄関脇に大きなビニール傘を、だりおがかけていたんです。
そして、ぐうたらのわたしはまだそれを干していなかった。
そう、ぽんちゃんはうまくその傘の中に頭が落ちていったんです。
一歩間違えれば、傘の骨の部分が刺さったりしたかもしれませんが、ちょうど傘の生地の部分に頭がはまり、ぽんちゃんの頭は地面に落ちたものの衝撃をだいぶ和らげてくれたんです。
ぽんちゃんの体重を支えた傘は、3本骨が折れました。
頭から落ちたぽんちゃんは、落ちた瞬間に大泣き。
わたしもパニックになり、ぽんちゃんを抱えて家の中へ大急ぎで入りました。
そして、リビングに戻り携帯で母へかけたのですが
「ぽんちゃんが、ぽんちゃんがー!!!大変なの!ぽんちゃんが大変なのっ!」
母もわたしの剣幕に驚いたそうですが、ただ事じゃないとはすぐにわかった模様。
事の経緯をつっかえながらも説明すると、
「落ちてすぐに泣いたのね?それじゃぁ、とりあえずは大丈夫。頭を切ったりしてない?」と、さすがに母は落ち着いていました。
泣いているぽんちゃんの頭を確認しましたが、コブや傷はありませんでした。
母と話して少し落ち着いたので、小児科へ電話。
ところが、近所で評判のその小児科はなんと昨日が臨時の休診日ということで、近くの小児科を紹介されました。
すぐに紹介された小児科に行ったのですが、ぽんちゃんが視線もしっかりしており、元気に泣いていて、人の判別(ママと先生や看護師さんの違いです。おじさん先生を見るたびにぽんちゃん号泣…。わたしや看護師さんには笑顔をふりまく)もできているので、とりあえずは大丈夫だろうと言われました。
ただ、頭を打った場合、気をつけなければならない期間があり
2時間、2日、2週間
という単位で様子を見なければならないそうです。
視線が定まらなかったり、ストンと眠ってしまったり、吐き戻しが続くようならばすぐに急患として救急車を呼ぶようにと言われました。
そして、看護師さんには
「おかあさんがそんな不安な顔をしてたらダメよ!赤ちゃんはこんなに小さな頭でもいっぱい考えていて、おかあさんが不安そうだと自分も不安になっちゃうのよ。大丈夫、赤ちゃんは小さくても結構頑丈なのよ。」
そう、励ましてもらいました。
そのときには涙があふれそうでしたが、グッとこらえ笑顔でぽんちゃんを抱きしめました。
とりあえず、2時間はなにごともなく過ぎたので、ここからは2週間まで気をつけて様子をみなければなりません。
昨日はたくさん泣いて、ぽんちゃん自身も興奮したのか、頭を打ったせいなのかまったく寝ないぽんちゃん
添い寝をしつつ、ぽんちゃんの顔を両手ではさむと声をあげてよろこぶぽんちゃん。
その姿を見て、また涙が出ました。
本当に申し訳なくて、申し訳なくて、そして今元気に笑っていてくれることの幸運を思いました。
もう二度と、ぽんちゃんとななを一緒に抱いたりはしません。
ななも大事ですが、とりあえずはぽんちゃんを第一に考えます。
そのななですが、本人も自分がしたことが何か大変なことへの引き金になったとは感じたのか、すごく神妙に過ごしていました。
まぁ、夜にはいつもどおりものすごい甘えっぷりでしたが。
そして、だりおはぽんちゃんを心配しつつも、出張先から何度も連絡をくれ、わたしの心配をしてくれました。
今のところぽんちゃんの状態は落ち着いているけれど、わたしが凹みまくっていることを心配したみたいです。
「起きてしまったことはもう悔やんでも仕方がないよ。ぽんちゃんは無事だったし、今後同じ事を繰り返さないよう気をつけよう!」と言ってくれました。
どんなに怒られてもしかたないのにね。
これからは今まで以上に気をつけたいと思います。
寝返りをするようになり、ぽんちゃん自身も動こうと頑張っているので。
ぽんちゃん、本当にごめんね。
ホントに重大な事故にならなくてよかった。
不幸中の幸いでした。