今日のテーマは、失点を減らす方法です。
失点の原因は、知識力不足と注意力不足です。
知識力の不足は、反復の復習を重ねる以外に解決法はありません。
忘れる前での復習が効果的となります。
そして、もう一つの注意力不足を防ぐ方法が重要です。
まず、単純なミスを防ぐには、
問題を解いた直後に見直しを入れるのは非常に効果的です。
問題を解いたらすぐに見返す、そして最後にもう一度見直すことです。
直後と最後に見直しを併用して、単純ミスを排除しよう。
直後の見直しが効果的な理由は三つあります。
集中力を持続した状態で見直しが可能であること、
見直しが出来なくなる危険性を排除すること、
解き進めていく中での安心感を獲得できることです。
そして、注意力不足の失点で大きなものが
問題文の読み間違いです。
これは大きな失点につながります。
問題文には全てのヒントが詰まっているので、
時間をかけて読む習慣をつけることです。
さらに問題自体をしっかりと噛み砕くことは、
問題を解く作業を楽にします。
問題の読み間違いは大前提が覆り、
致命的なミスとなったり、あせりにつながります。
落ち着いて問題文を読むことは、後の時間ロスを防ぐ重要な作業です。
落ち着いて時間を掛けてもいいので
しっかりと問題文を読む習慣をつけましょう。
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編集後記
最近の指導の中で、やたらとノートを惜しがる生徒が多く感じます。
ノートに途中式を書かず、答えだけを書こうとします。
それでは、どこで間違えたのか、自分も先生も分からないのです。
そして答えだけなら、解答を見ればいいのだから・・・。
計算用紙に書いて捨ててしまうのでは、
勉強したことを捨ててしまうようなものです。