今日のテーマは「勉強の効果が現れるのは3ヵ月後」ということです。
魔法の「方法記憶」の話の続きで、Aを覚えるときには、
「理解の仕方」を無意識のうちに方法記憶によって、
脳に保存されます。そのおかげで、次にBを覚えようとしたときに、
Aの記憶方法が勝手にBの理解を助けて、容易にBを記憶できるようになります。
その際、同時にBの方法記憶もまた自動的に保存されます。
さらにこの時、同時にBの記憶方法がAの理解をさらに深めてくれるのです。
「A」「B」「AからみたB」「BからみたA」とものごとの連動が生まれます。
つまり、記憶した内容は2の2乗で、4倍の効果があります。
「累乗の効果」勉強量と成績の関係は、単純な比例関係にあるのではなく、
むしろ等比級的な上昇カーブを描くのです。
累積効果を示して上昇するので、1-2-4-8-16-32-64-128・・・。
ある時点から急激な上昇カーブを描くのです。
継続的な努力が必要ですが、辛抱強く勉強を繰り返すことが出来るならば、
最初は勉強の成果はなかなか現れませんが、
ある時点から飛躍的に伸ばすことができるというわけです。
勉強を始めてから、効果がきちんと現れ始めるまでに、
どんなに早くても3ヶ月はかかると言われます。
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編集後記
先週から、学期末試験対策をしています。
来年度からの指導要領改定の影響もあり、
今回の試験範囲は非常に広く感じます。
みんながんばろう!!