問題集の使い方4 | 20冊以上の本から学んだ!究極の勉強法!!

20冊以上の本から学んだ!究極の勉強法!!

20冊以上の勉強法の本から学んだ究極の勉強法です。中高生の定期テストや受験に役立ちます。
知らないと損をする勉強法や知っているだけで点数がアップする方法など。
本やメルマガから学んだ勉強法、学習塾で指導をする中で感じた勉強法などを発信します。

今日は、問題集の使い方(問題演習編)です。(第72号)


問題演習編の学習法をお伝えしていきます。


問題演習型の学習というのは、具体的に言えば以下の3つです。


・数学全般

・英文法、英文読解

・理科の計算分野(食塩水やオームの法則など)


数学と英語

暗記とは違い、「答えをそのまま覚える」ということをやっても意味がないわけです。



では何が重要だったのか。

それは、

「答えを導くまでのプロセスを理解する」ということです。


数学だったら、なぜそのような答えになったのか。

英語だったら、なぜそのような語順で単語を並べたのか。



最終的な答えに至るまでの思考の過程が重要で、

これを体に染み込ませないといけないわけです。



そのためにはひたすら問題演習します。

では具体的な問題演習の仕方です。



数学の問題集を20ページこなす、という設定にしておきます。

STEP1:ノートに問題を一通り解いていく

まずは、ノートを1冊用意して、そのノートに答えを書いていきます。



答えあわせのときに、ただ単純に○×をつけていくのではなく、

「自分がどの程度理解できているのか」を客観視するために、

問題集に印をつけていきます。




以下のように印をつけていきます。

・あと少しで解けそうだったけど、間違えてしまった問題…△

・全くわからなかったけど、解答を読んだら理解できた問題…△

・解答を読んでも理解できない問題…×


この、△または×という印を、

ノートではなく、問題集の問題番号のところに書いていきます。



間違えた問題にだけチェックします。

ノートに問題を解いて印をつける、

という作業を20ページ分やっていきます。




STEP2:△の問題だけをもう1度解きなおす

問題を一通り解き終えたら、2周目に入ります。

2周目からは、だいぶ時間短縮ができます。



△をつけた問題だけもう1度解きなおします。

この△をつけた問題を完璧にすることが、勉強なわけですね。

できないことを出来るようにする。それが勉強です。



そして、また以下のルールに従って、

問題集に印をつけていきます。


・2回目は解けた!という場合…△→○

・また解けなかったという場合…△→△

1回目につけた△という状態が、2回目はどうなったのか。

△が○になったのか、△が△のままなのか。


それを問題集の問題番号のところに書き込みます。

こうして少しずつ△を○に変えていきます。



STEP3:△→△の問題をもう1度解きなおす

さて、ここからはある意味(繰り返し)ですね。

2回やっても解けなかった、でも解けそうな、

△→△の印がついてる問題だけを、もう1度ノートにやり直し。



そして、また以下のルールに従って、

問題集に印をつけていきます。

・3回目は解けた!という場合…△→△→○

・また解けなかったという場合…△→△→△

という感じで、結局は、

最初に△をつけた問題が全て○になるまでやり直します。

めんどくさいって思うかもしれませんが、



回数を重ねるごとに解くべき問題数は少なくなってますから、

思っているほど時間はかかりませんよ。

STEP4:×の問題は、誰かに聞くor捨て

さて、×をつけた問題がまだ残ってますよね。


ずっと放置したままです。

この処理をどうするか。

それは、次回にします。

----------------------------------------------------------
編集後記

猛暑日となり、一気に夏を迎えました。松江での今日の最高気温は36℃です。

これからの夏に向けての体調管理は重要です。自分の体をしっかりと理解して、

自分のペースをしっかりとつかんでいきましょう。