今日は、もう1つの勉強の仕方のお話です。
それは、問題演習を繰り返すことによって実力をつける、
というものです。(第68号)
具体的にいうと以下の3つです。
・数学全般
・英文法、英文読解
・理科の計算分野(食塩水やオームの法則など)
これらの分野というのは、先ほどの暗記とは違って、
答えをそのまま丸覚えしても意味無いですよね。
例えば数学の計算問題の答えを覚えていっても、
テスト本番で数字を変えられたら終了なわけです。
では、数学、英語、理科の計算分野の学習においては、
何が重要なのか。
それは、
「答えを導くまでのプロセスを理解する」ということです。
なぜ、そのような答えになったのか。
なぜ、英語をそのような語順で並べたのか。
その最終的な答えに至るまでの思考の過程が重要で、
これを体に染み込ませないといけないわけです。
そのためにはひたすら問題演習するしかないです。
とはいっても、ただガムシャラにやるだけでは効率が悪いですから、
問題演習の方法については、次回お伝えします。
勉強の仕方は、暗記型と問題演習型、この2通りしかない。
そして暗記型では知識を積むことだけに専念し、
問題演習型では思考過程を理解することに専念する。
9教科の学習とはこの2つのどちらかですから、
やることはとてもシンプルなんですね。
やるべきことが明確になれば、あたまがすっきりして、
集中力が増しますよね。
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編集後記
勉強は孤独な作業が多いですが、塾や学校で先生や家族、友達とお互いに、
教えたり教わったりしながら、覚えたことはなかなか忘れにくいものです。
ときどきは、積極的に友達と勉強してみるのも、いい勉強法ですよね。