今日は、スクールタイプです。(第63号)
1人で勉強するよりも、学校へ通ったり、人といっしょに勉強するのが好きというタイプです。
スクールタイプは成功しやすい、スクールに通えば勉強時間が確保できるということです。
独習が苦手という点で不利なのが特徴です。
スクール型のタイプ別の特徴を挙げます。
スクール×暗記×好奇心:学校で指定される暗記をこなすのは得意。スクール選びを慎重に。
スクール×暗記×目的達成:収入をあげるために学校へ通う。最強。他人との比較で挫折の危機もある。
スクール×理解×好奇心:学校でする勉強時間が楽しい。頑固、好不調の波が激しい。
スクール×理解×目的達成:学校で勉強内容を理解して、目的を達成する。ごく自然なタイプ。
自分が暗記型か理解型かは、比較的容易に判断がつくように思います。
スクール型か独習型かは自分で選べるわけですので、
暗記型か理解型かを良く理解して、他の選択をしていけばいいと思います。
目的達成型か好奇心型かは、
自分が好奇心のままに勉強して、研究者や学者になるのでなければ、
目的達成型を選べば大丈夫です。
勉強に興味が持てない、
小中学生や数学や理科がどうしても好きで好奇心がわく人は、
好奇心型となる局面があってもいいのではないでしょうか。
理解型の場合、極端に勉強時間にむらが出来たり
得意不得意科目を作ってしまったりしないよう注意が必要です。
最強のタイプに無理やりなろうとしてもダメです。
ある程度割り切れば、なりきれる人もいるかもしれません。
それよりも、
どのタイプが合っているかということを理解した上で、対策を練る方がいいです。
私は、理解型で好奇心型の傾向が強いので、
スクールでのやり方や暗記型のノウハウがあまり受け付けなかったのかもしれません。
もしくは、ごく自然なスクール×理解×目的達成であるにもかかわらず、
暗記型の和田秀樹氏のまねをしようとして失敗していたのかも分かりません。
特に最後のスクール×理解×目的達成であると思う人は、
変わった勉強法には手を出さず、普通にやって勉強時間を増やした方がいいようです。
暗記、わくわく感で勉強、独習のススメ、こういった一見斬新な特別なやり方に、
振り回されることなく、
自分のタイプを意識して、自分に合った勉強法、参考書を見直していきましょう。
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編集後記
東日本の震災後、今までの当たり前の生活を失った方々のお話をテレビ、
新聞などで見ると、悲しく、苦しい気持ちになります。
しかし、その土地でこれから育つ若者達は、
きっと当たり前の生活を手にしたときに、
それの大切さが身にしみて分かることでしょう。
その幸せを手にしたときに、本当に強い心を手に入れ、
新たな日本を築いていってほしいと強く願います。
今まで失って来てしまった日本の長い年月を、
取り戻してくれるきっかけになるくらい、
劇的に真剣に変化していかければならないと思います。
皆が自分に出来ることに、真剣に取り組むことこそ、
新しい時代を迎えるために大切であると考えます。