暗記型勉強型の代表格は、和田秀樹氏と野口悠紀雄氏です。
和田さんの「数学は暗記だ」は議論を呼びましたし、
野口さんの超勉強法という中で、英文をすべて暗記せよと書いて話題になりました。
英文をすべて暗記するのは大変ですが、
数学よりも英語の方が暗記向きという印象が強いと思います。
野口さんの英文丸暗記法は、朗読を繰り返す方法です。
英文を20回30回と読んでも暗記できない人もいれば、
すぐに覚えてしまう人もいます。
最初は一分で読み切れる長さで始めて、徐々にのばしていきましょう。
そして、忘れてしまうことを恐れず、気にせずに実施していきます。
暗記力には個人差がありますので、しばらくは続けてみることです。
あと、暗記型の勉強法はいろいろなところで紹介されています。
以下のようなポイントになっていると思います。
・語呂合わせは記憶する為に有効。
・語呂合わせのコツは、意味をきじつけることと区切る事。
・勉強の語呂合わせのネタは、インターネットで検索できる。
・数学も暗記で成果が出せる。
・暗記で大切なのは、自信と勝算。それがないと最後までやりきれない。
・強いストレスは暗記の大敵。
・暗記法で最も重要なのは復習。
・3度繰り返して復習すれば1週間経過しても8割を思い出すことができる。
・夢は記憶の定着に役立っている。
・覚えては寝て、寝ては覚えるを繰り返す。
・替え歌で覚えると効果絶大。
・短い時間をこまめに使う。
・ICレコーダーの有効利用。
掛け算九九や数学の公式、英単語などは、ほとんどの人が暗記に頼っていると思います。
覚えることを増やして、考えなくても問題が解けるようになればいいのです。
このタイプは暗記する方法に工夫をしつつ、復習に重点を置いていけば、
成果は付いて来ます。成果の出やすい一般的な方法です。
しかし、現代の学校教育においては、詰め込み式という批判があるともいえます。
苦手科目の克服であったり、
成績が低迷している場合は、
多少苦しくてもこの方法で乗り切るしかない場面が多いと感じます。
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編集後記
今日で春期講習が終了しました。
今日からまたは明日から学校というところも多いです。
地震の影響で自粛ムードとなっていますが、
新学期を迎える明るい気持ちで、吹き飛ばしてほしいです。
松江の桜も徐々に咲き始めています。