舞台を観たり
道端の花を見たり
コンサートを聴いたり
喫茶店で隣の席から、ほっこりする話が聞こえてきたり
演劇のお仕事したり
世を忍ぶ仮の姿のお仕事したり
友人の公演を観るためだけに、片道4時間かけて電車と徒歩で南房総の方へ日帰りしたり
洗濯機から徒歩4秒の物干しを往復したり
同じ講座を受けた人と、その後もご縁が続いたり
昨日までSNSでやり取りしてた人が急に旅立ったり
目の前の人のために詩を紡いだり
声を出すのが怖いから歌だと思って喋ったり
文章で見てもらうだけだった詩を朗読したり
お誕生日を挟んだイベントの企画をしたり
日常と、
日常の延長線上の非日常を今年もたくさん生きてきた
もはやどちらが日常なのか分からないものもあるけれど
詰まるところ、どの瞬間も自分であり
どの瞬間も他人であるのかもしれない
別れも出逢いもあった
出会っても繋がらなかったり
出会う前から繋がってたり
心地よい人も苦手な人もいるけれど
こんなにたくさんの人が居て
これだけバラバラな所に住んでいる
そんな中ですれ違うのは
やはり少なからずご縁なのだなと思う
だからといって無理に繋がろうとしたり、繋がり続ける必要もなくて
深呼吸ができる世界で暮らしていけるのが良いのだと思う
明日がどんな日になるのかすらわからないのに
来年はどんな年になるのかなんて全くもって未知な話だけれど
会いたい人、行きたい場所、観たい色、聴きたい音、それらを選んでゆく心を惜しまずに、
自分の気持ちも大切にする年にしよう