『あなたのことほぎ〜魚座にのせて〜』 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。

悲しすぎて笑ったり
楽しすぎて泣いたり
喜怒哀楽の向こう側は
反対の世界と繋がっている

数えきれない出来事と
抱えきれない思いと
止むことのない時の流れを
身体いっぱいに抱きしめて
そして力いっぱい放したら

自分の中にある宇宙が
未来となって見えてくる

その入り口は
空かもしれないし
海かもしれないし
足元かもしれない

そこにあるのは
今までの自分ではなく
新しい自分へと繋がる種
その芽吹きを愛おしむように
無色透明な空気の中で
すべての始まりと初めてを待っている