15周年を迎えて想うこと〜そのいち | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。

きゅっきゅ8企画15周年を迎えて思うことは、今も昔も変わらぬ想いがあるということ。

――――――――
Facebookに2年前に再掲した、その3年前に書いたこと。
――――――――

「~だけでなく、出逢う時間と場所~」

最近、
この人が探してるの、あの人がやってることだ!ってのがよくあって。個人的に紹介したりしているのだけれど、その「あっ!」がもっともっと増えたらいいなと思っている。

きゅっきゅ8企画では、
「これ!」って分かっている人がつながるお手伝いもしたいけど、
何を探しているか分からない人が、自分が探しているものや人、場を見つけてくれたらいいなという気持ちも込めて、公演をつくって贈っている。稽古の時間も、回数だけでも長さだけでもない、時間になるように準備する。

観るだけではなくて、出逢う時間と場所。それは、お客さまと役者さんはもちろん、役者さんとスタッフさんだったり、お客さまとスタッフさんだったり…立場にはこだわらないつながりが生まれたらなあと思っている。
そして、それを眺めている時間は、ほんとうに幸せだ。

公演後の打ち上げで盛り上がっている役者さん、スタッフさんを眺める。
笑顔と声の湯船につかりながら、公演に協力してくださった方々へのお礼に伺う予定を立てながら烏龍茶を飲む…
みたいなのが好き。

きゅっきゅ8企画
https://kyukkyu8kikaku.localinfo.jp