移りゆく色 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。

季節の変わり目に
移る気持ちと空の表情に
思い出す大切な人

もう逢えなくなってしまったり
遠く離れてしまったり
その時は、いつでも傍にあって
「いつも」が突然「いつか」になる

そんなことを忘れてしまうくらい
毎日朝が来て
昼を過ごし
夜を迎え

また次の新しい日を信じている

掴みたいものほど形がなくて
手には残らないけれど
きっとまたこころ通う瞬間が
思うところのいくつかを共有できる日が
そっと訪れたなら
きっと素直に「ありがとう」を
伝えられる