さよならの代わりにきらめき色づいていた空は 強く望むほどに空回りを塗りかさね 真空パックを作れるほどの息は吐き出せず とどめておけない不器用を 嘲笑うかのように膨らみ続けた 希望は気泡と消え 色褪せてゆく何かを 焦りと孤独と諦めに委ね さよならの代わりに