顔じゃないんだよ。けれども顔なんだよ。 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


合唱団の単独コンサートだの、劇団の2年ぶりの本公演だの、色々終わりました。

そして引き続いていたり、新たに始まっていたりしています。

なんとなく過ごしていても、難と泣くなく過ごしていても、人は流れてゆくのです。生ものですからね。

活きいき新鮮な時もあれば、しなしな活気のない時もあるのです。

そして眠くなったり、眠くならなかったり、起きられなかったり、眠れなかったりするのです。

誰かが深刻に悩んでいることが、誰かにとっては何でもないことだったりしてね。

ふらふらしてないと生きていけなかったり、「いい人」にはなりきれなかったりするのです。


顔じゃないんだよ、大切なのは。けれども、生きている姿は顔に映るんだよ。

だってみんな、いい顔してるもの。

考えたり選んだり決めたり悩んだり、怒ったり悲しんだり喜んだり楽しんだりして、

いい顔してるもの。