ふれゆくずれて軋んですれて滲んで眺める偉業さへの尊敬がいつしか可笑しさに変わり眺める異様さへの憐れみが知らずに可笑しさに変わり気のふれた光景の紙一重神から人へ笑う笑う悲しいほどに怖いほどに涙は笑みに姿を変える気がふれる溢れてゆく素直さへと振れてゆく我慢も抑えていた気持ちも解放されてゆく人は笑う自分だけは、それに触れまいと怖れる、嘲る、避けてゆく嬉し楽しの笑みを保ちたいから