終わりを想う始まり | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


残りを想う気持ちの端に

橋にかかった虹をみる


あと何日しか

あと何日も

しかもの間、ゆき過ぎる


それぞれの人生を誰かが生きる舞台の上で

他の誰も生きられない、一人ひとりが輝いて

音と光と空間と

時間をこえる橋をかけ

端の誰かと繋がって

はしゃいで走って虹になる


終わりを想う始まりの

けっして掴めない虹になる