涙のあとに人に喜ばれ人に迷惑がられできれば皆に喜ばれたくていろいろ形を変えてみるけれども自分でいたいから光を浴びてきらめいて小さな手のひら大きなお腹自転車のサドル雑草の花ふわりと降りて、いつの間にか消えていたいだのに、上手くいかなくて黒く汚れて日陰に居座る踏まれて涙がやまなくて少しずつ小さくなっていくあの子が笑顔で見上げた空の光を、最後は涙の跡に映すよ