基準とか、人からの評価とか | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


mixiより
(2011/12/06 03:50)

さっき、友だちと話していて、それがとてもいい時間と空間だった。

昼間のワークショップも、とてもいい時間と空間。


ものごとの基準とか、人からの評価とか、「よい」「わるい」の境目をつける世間。

はかる。

服装とか容姿とか地位とか能力とか。

はかられた中で生きていると、自分も何かを、誰かを はからないといけないような気になって、一番身近な自分自身を「はかる」。

誰かと、何かと比べては、足りないところ、欠けてるところを見つけてく。

その空間から溢れ出る悔しさや悲しさが、憧れや希望や努力に変わってゆく。

あちこちに穴が空いてて、溢れ出るものたちで満たされていた頃は、息をするのも苦しかった。

やっと顔を出して、でも泳げなくて。

何かに、誰かにつかまりながら、足だけ、手だけ、順番に動かしていた。


ケーキも、たまごボーロも、マーブルチョコレートも、おいしいものが丸いのは、欠けた足りない穴に、詰まったものが素敵だったから。

きっと。


もう、人の目を見られるようになったんだから。

きっと、進めるよ。
大丈夫。


あの子も、きっと。