うんとこどっこいしょ。うんとこどっこいしょ。何でもできちゃうわけではないけれど。 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


ふんふん。

足が痛い。傷が剥けて痛い。触るとピリピリする痛さ。靴下とかはくと、傷に貼りついて痛い。


今日は、仕事で大失敗しまして。
泣きそうになった。泣かなかったけど。

11月から、お洋服のお直しの仕事を始めたのだけれど、
お客さまが買ったも商品が、店舗からお直し依頼品として預かり、指示通りに直して、お渡しする仕事。商品は、一点ものだったり、高級品だったりする。全て、お客さまの大切な購入品だから、高かろうと安かろうと関係ないのだけれど。

昨日、裾のほどき方を教えてもらって、自分用のノミ(彫刻等の大きいのみたいな感じ)をもらった。それで今日は朝からほどきの作業をしていた。きっと睡眠不足や演劇祭の事考えたりして集中できていなかったのと、ノミの持ち方が良くなかったことなどが重なって、糸を切るときに生地を傷つけてしまった。ノミ、すごく良く切れるから、手も簡単に切れる。だから、布も2㎜くらい切ってしまって小さな穴が開いた状態になってしまった。裾あげだったのだけれど、ほんの少しの長さだったから、その傷つけた部分は見えてしまう長さ。

絶対に、あってはいけないこと。社長に報告して謝った。どうすればよいか聞いたら、もうお客さまにはお渡しできないから、会社で買い取るということ。お店に謝りに行くのであれば一緒に行かせてくださいと頼んだら、そういうことではないという。そしてしばらくして、社長は、後の処理は自分が(社長が)するから、そんなに気にしなくていいと言った。それからすぐお昼休憩で、しばらく落ち込んでいたのだけれど、自分にできることを考えた。

少し落ち着いて、午後の作業に取り掛かる。また同じ失敗をしないように、社長に、もう一度ノミの正しい使い方や布の持ち方を教えてもらい、終業時間までずっと、ほどきの作業をした。

帰る前に、社長に改めて謝って、帰路についた。


久しぶりに、取り返しのつかない失敗をした。

色々、悪い方向に考えすぎていたり、とある事が一方通行なのかなと思って悲しいような虚しいような気分が続いていたりして、夜2、3時間しか眠れないことや、家事ができないもどかしさなど、そういう事が、始めたばかりの仕事に影響したんだと思った。

でも、今日は一方通行ではなくて、少しだけ双方向になって、12月に向けて、仕事も演劇祭のことも各々しっかりやらねばと改めて思った。


明日は、新宿で仕事の日。


きゅっきゅ8企画の演目、本をさっき一人で読んでみた。絵本。

一度きりだったり、一つしかなかったり、だから失敗するとものすごい影響が出る。そんな仕事や趣味ばかりやってきたな。いきつくところ、そういうものが好きなんだな。


だから、公演も、大切にしたい。


あなたに、贈る。 かしわ演劇祭2011~冬の演日~
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