笑いたい時、泣きたい時 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


笑いたい時には笑えばいい

泣きたい時には泣けばいい


って、よく言ったり歌詞にあったりするけれど

そう思う気持ちよりも動作の方が先なんじゃないかって思う

笑いたいから笑います
って言って笑わないし

泣きたいから泣きます
って言って泣かない

いつの間にか笑顔になっていて

いつの間にか涙が流れてる



昨日は新宿で仕事

早番だったから、社員さん来るまで2時間1人で売り場に立っていたのだけれど

服を直すときにお店の鏡みてさ、なんか自分、店頭に立つ表情じゃないなって感じて

何回も笑顔を作ってみたのだけれど、だめで

小学校とか中学校の卒業アルバムの撮影を思い出して、どつぼにはまった


洗面所にいる時間が少ないのとか、きっと

昔の服はみんな、ぶかぶかになって、着たい服を着られるようになったけれど

心もどこか、ぶかぶかになったのかもしれない


そんなことを考えていたら、おなかが鳴った

食欲の初夏