ユリ VS 夫 | ユリのふるさと創り

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そのための1歩がこのブログです。

たいした話じゃないんですが汗

 

 

今世間を騒がせている(?)ロシアの、

 

食糧自給率

 

について夫と意見が食い違ったんです。

 

 

 

夫の情報源の1つで、チャンネル桜というのがあるのですが、

 

そこではロシアの食糧自給率はそれほど高くないから、戦争が長引くとロシア人の食糧が厳しくなるだろう、てきな話をしていたそうなんです。

 

しかも、自家採取できないF1種もけっこう使ってるから、種の輸入をストップされたらもっと厳しくなるだろうって。

 

夫が教えてくれたんですよ。

 

 

私の中の考えと食い違ったので、調べることにしました。

 

(翻訳はどうしたと自分にツッコミつつ。)

 

 

 

 

 

遺伝子組み換えについて

 

 

たしか、過去にプーチンさんがF1種などの遺伝子組み換え(GMO)系はロシアはご遠慮しますてきな発言をしてたと思うんですよ。

 

さらに、そのニュースをリブログしていた記憶があったので探しました。

 

 

これこれ↓

 

 

 

 

 

 

GMOを明らかに嫌がっている発言です。

 

 

大豆とトウモロコシのみですが、ロシアは非遺伝子組み換えだよという証拠になりそうな資料も一つ見つけました。

 

非遺伝子組み換え作物の新たな調達候補国ロシアの可能性と課題

 

(知的資産創造/2020年12月号)

 

(↑開けます?)

 

ここのP119に、オランダとロシアだけが遺伝子組み換え作物を栽培していないと書かれています。

 

オランダも意識高い系なんですね。

 

 

この12月号を読んでみると、ロシアの輸入GMOの管理はとても厳しく、遺伝子組み換え製品はまず国家登録する必要があるそうです。

 

ロシアで輸入を認められた遺伝子組み換え作物の登録は27件でした。

 

内訳

・とうもろこし15種類

・大豆10種類

・米1種類

・サトウダイコン1種類

 

食糧加工と家畜の飼料に使われています。

 

 

ロシアでは政府レベルで遺伝子組み換え作物に反対しているとここでも書かれていました。

 

 

脱GMOは現在進行形のようですね。

 

 

GMO作物は27件でしたが、

加工品はどうなのか、

種や苗の輸入はどうなのか、

 

そこまで調べる気はないですが…。

 

 

とりあえず、ロシアでは遺伝子組み換え・非遺伝子組み換えの区別をきっちりつけるようにかなり努力している姿勢が見えました。

 

 

 

 

 

食糧自給率について

 

 

ロシアって、ダーチャ(家庭菜園)に食糧を支えられてたと何かで知った気がするのですが。

 

 

国の食糧自給率って、農家として登録されている部分だけの反映なのではないでしょうか??

 

家庭菜園分は含まれないんじゃないかな??と素朴な疑問。

 

 

だから、食糧自給率が低いという判定を受けたのではと推測します。

 

(推測だけではっきりとは調べてません。)

 

 

さらに、2016年から始まった極東1ヘクタール法は、今年で6年目。

 

1ヘクタールの土地に住む人たちの自給率も、国家として計上しているのかいないのか謎ですが。

 

これも、家庭菜園分なら計算に入れていないんじゃないかと思います。

 

 

 

そんなことを考えつつ検索していたら、

ロシアの食糧自給率2020年は速報値で99.4%という数値を見つけました。

 

畜産の情報 2021.12

 

あ、これ食肉情報だった…。

 

 

作物については小麦くらいしか見つからなくて、ここで調べるのあきらめます。

 

 

メグレさんの本を読んだからか、ロシアの食糧自給率が低いとは思えないんですよね…。

 

 

ということで、家庭菜園分を足したら、ロシアの自給率はすごいんでしょう!(きっと)

 

あと、次の種が採れないF1種もたくさん使ってるという情報は見つけられなかったけど、そういう食品の規制は厳しい国!ということも改めて知ったので、種の輸入規制で食糧難問題もありえないんじゃないの?

 

 

という結論に私の中で落ち着きました。

 

証拠は揃えられなかったので、夫には伝えられずに終わりそうです。

 

チャンチャン