お肉を食べなくなった話 | ユリのふるさと創り

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夫が…、お隣さんと時々お話しているのですが、その時、

 

「うちはお肉食べないんです。」

 

 

っていう我が家事情を話してたんです。

 

 

 

そんな話をしたのを聞いて、もし夫がいない時に私に

 

「どうしてお肉食べないの?」

 

って聞かれたらなんて答えよう…っともんもんと考えていました。

 

 

 

たぶん、食べない人たちは自分なりの答えを持ってると思うんです。

 

でも、私には明確な答えが無くて…。

 

 

夫も私の影響でお肉食べなくなったのですが、夫には

 

「身体に悪いから食べない」

 

って話をたしかした気がします。

 

 

 

でも、よくよく考えると、私は体に悪いからお肉を食べなくなったのではないんですよね。

 

 

私はどうしてお肉を食べなくなったんだろう……って、思い出していました。

 

 

 

その経過で、お肉をあまり食べなくなったキッカケを思い出しました。

 

 

 

私は、「美味しいお肉を食べたい」って思っていたんです、最初は。

 

その結果が、「お肉は食べなくなった」でした。

 

 

「美味しいお肉を食べたい」と思ったのは、家族に美味しい家庭料理を食べてもらいたいからでした(たぶん)。

 

 

 

家事の中で炊事担当になった私は、料理や素材の事を色々と知りたくなって、知っていくことになります。

 

 

当時、ドングリだけを食べて育つイベリコ豚が流行り出したときは、すぐに味見しに行きました。

 

 

高いものが美味しいものだろうと思っていた時は、スーパーで買うお肉も買える範囲で高いものを買っていました。

 

 

お肉の食べ方や調理方法を調べていくうちに、そのお肉という素材が作られる飼育方法や餌の事にも興味の矛先が向いて。

 

 

そうして、自然飼育法や放牧や、草の餌、穀物の餌、飼育する動物がかかる病気、動物の健康とクスリの話とかも知っていきました。

 

 

スーパーで買うお肉の加工品も、できるだけ添加物が少ないものを選ぶようになっていました。

 

 

 

そういうものって、少し高いんですよね。

 

食費には限りがあったので、”買えないなら、食べない”を選んでいました。

 

 

そうして、お肉を毎日食べていたのを、食べない日もある→週に数回、と減っていきました。

 

 

 

あるとき、「命の食べ方」っていう、ト殺の本を読んで。

 

その描写にショックを受けて、お肉を数週間食べなくなりました。

 

 

また、ぽつりぽつりと食べ始めるのですが、自然の生育を受けていない動物のお肉って、なんだかイロイロ入ってるし…、

 

かといって、自然に育てられてる動物のお肉は高いし…、

 

それに安いお肉がこんなひどい扱いをして出来てるなんて、なんかイヤ。

 

 

そうした思いを抱くようになっていました。

 

 

お肉と飼料の公害や環境問題にかかわっている事も知っていき、そういう視点からもお肉は疎遠になっていきました。

 

 

そんなとき、お肉を食べないっていう文化があったり、日本にもそういう人たちがいるって知って。

 

 

なにより、当時憧れていた人がお肉食べないって決めた人だったので、私も食べるのやめようかなって気持ちの中で後押しされました。

 

 

お肉食べようかなって思った時は、お肉を食べたくなくなったその本を何度か読み返して、「やめよう」という気持ちを強めていきました。

 

映画にもなっていたので、映画も見て実際の現場のシーンも見て、食べない気持ちを強めていきました。

 

 

それでもまだときどき食べていましたが、ほとんど食べなくなっていました。

 

自然と、実家の食卓からもお肉の料理は消えていきました(笑)

 

 

 

幸い、食にあまり関心が無かったり、お肉より魚派の身内だったので、お肉をほとんど食べなくても気にならなかったようです。

 

 

家族の誰かがどうしてもお肉を食べたいときは、別でから揚げなどのお惣菜を買って食べてもらっていました。

 

 

 

そうじてほとんど食べないようにしていくと、家庭料理のレパートリーが激減するという事態を迎えます。

 

 

お肉料理って、扱いやすいし美味しく簡単にできるので便利だったんですよね。

 

 

でも、数ある料理の中でも、お肉を全く使わないレシピを選んだり、使っても使わなくてもいいものを選んだり、お肉の代替品を使ったりして乗り越えていきました。

 

 

お肉の代替品は、魚やキノコを使っていました。

 

 

そして、2011年の3.11があってからは、魚介類もあまり食べないようになりました。

 

 

そうなると、食べるものが穀物と野菜とキノコだけになるんですよね…。

 

 

栄養は大丈夫なのかな??と気になったので、素材の栄養面も調べていくことになります。

 

 

すると、白米より玄米の方が栄養価が高い!

精製された粉や白砂糖や塩よりも未精製のものの方が栄養価が高い!

 

ということも知り、未精製の粉類や海塩を選ぶようになります。

 

海塩はもともと選んで買っていましたが、より質が良さそうなものを選んでいきました。

 

 

添加物が無い・少ない調味料を使い、海塩も使っていたので、調味料代もなかなかの金額になります。

 

 

それに、野菜や穀物をメインに食べるため、無農薬や肥料とかも気にするようになりました。

 

 

気にするといっても、100%無農薬とか自分が選びたいものを食べるわけではありません。

 

 

お肉を食べなくなっていったのと同じように、食べたり食べなかったりを繰り返しています。

 

 

 

最近は、添加物は本当に体に悪いのか?を知る実験も兼ねて、カップラーメンを毎日食べたりもしました。

 

 

結果、風邪をひきやすくなったような気がするし、便秘にもなり、明らかに体調不良になります。

 

 

そんな感じで、身体に悪いと嫌煙していたものも、実験!と思って連続で食べる時もあります。

 

 

ただ、お肉は…。

 

 

環境の事もあるし、動物が酷い扱いを受けているというのがとてもイヤなので、買いたいと思いません。

 

 

お肉を食べたくない理由は、

 

健康面1:環境3:動物の扱い6

 

といった比率かな…と思います。

 

 

 

 

食べたくない理由はそれだとしても、食べなくなった大きなきっかけは、

ト殺の本と、憧れの人がお肉食べない人だったというのが大きいかな。

 

 

もしご近所さんに、どうしてお肉食べないの?って聞かれたら、

 

「食べない理由はいくつかあるけど、最初のキッカケは、

 

『美味しいお肉を食べたいと思ったから』です。」

 

って答えようと思いますニコニコ