植物と布と繊維 | ユリのふるさと創り

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そのための1歩がこのブログです。

祖国では生活に必要な布製品も作りたいです。

 

ということで、布の材料になる植物を調べました。

 

 

布の材料になる植物は、綿(めん)、楮(こうぞ)、葛(くず)、麻(あさ)があるそうです。

 

他に絹や羊毛もありますが、ちょっと……私の世代ではやらなくてもいいので、植物から作れる綿、楮、葛、麻について調べてみました。

 

 

綿

 

アオイ科ワタ属の多年草。

ワタの種子から取れる繊維。

繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。

 

種は5月頃から植えて、10~11月頃に綿になるそうです。

 

【綿とは?】育て方のポイントや種まきからの栽培方法は?

 

 

綿花1個からとれる糸の長さは95mだそうです。

 

(こちら参照)

 

 

こちらでは寒い地域でも雨が多くても栽培できる方法が書かれていました。

 

あと、およそ0.6アールの面畑で9666gの綿が取れたそうです。

 

1999年度綿作りの記録

 

 

 

楮(こうぞ)

 

クワ科の落葉低木。

楮の皮の繊維は、麻に次いで長く繊維が絡み合う性質が強い。

和紙の原料。

 

楮の樹皮から作る布を、楮布(こうぞふ)という。

樹皮から布にする過程で凍らせるとあるので、冬に作るか、寒い地方に向いているのかもしれません。

 

楮から作られる楮布は丈夫で落ち着いた帯の材料にもなる

 

日本最古の布だそうです。

 

和紙にするには3年成長させる必要があるようです。

 

コウゾ

 

 

葛(くず)

 

マメ科クズ属のつる性の多年草。

日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。

 

葛布

 

葛の蔓を煮て水に晒し、発酵させたのちに繊維を取りだし、これを績んで葛糸にする。

 

よく育つそうなので材料には困らなそうですね。

 

 

 

多年草。

大麻(たいま)と苧麻(からむし)は、麻織物として古くから重宝されてきた。

 

大麻の繊維をヘンプ、苧麻の繊維はラミー、亜麻(あま)の繊維をリネンと呼ぶ。

 

麻袋、麻縄、麻紙などの原料にもなる。

 

繊維的には羊毛や綿花より硬いので、硬質繊維といわれる。

 

 

 


うーん。

いったい、服を作るのにどれだけの繊維の量が必要なのかいまいち調べられませんでした。

 


ざっと調べただけでしたが、もし1着の服を素材から作るとしたら、とても手間と時間がかかりそうです。

 

うーん。

布の材料作りはちょっと保留します。