こんにちは。
ピアノを教えていると、本当にいろんな生徒さんがいて、私も日々勉強しながら楽しくレッスンしています😃
生徒さんの中には、速く弾くのを得意とする子もいれば、なかなか速い曲に慣れなくてゆっくりの曲を好む子もいます。
ゆっくりの曲を好む子でも、ハノンで鍛えて少しずつでも速く指が動かせるようにと指導していますよ。
さて、今日はトリルのお話。
今現在、トリルの練習をしている生徒さんがいます。
トリル ↓ ↓ ↓
トリルは装飾記号の一つです。
トリルがついている音符の一つ上の音を、交互に速く弾きます。
写真は、モーツァルトソナタのk.310第一楽章
※K(ケッヘル)とは、モーツァルトの年代順につけられている通し番号
この曲でもトリルが出てきます。
この写真の場合、「レ」の上にトリルがついていますから、一つ上の「ミ」から始まり、
「ミレミレミレミレミレミレミレ……」
と指を速く動かします。
モーツァルトは古典派時代の作曲家なので、ミの音から始まりますが、これが近現代作曲家の楽譜になると、
「レミレミレミレミレミレミレミ……」
となり、作曲された時代また作曲家などで弾き方が変わってきます。
もちろん古典派時代でも、「レ」の音から始まる場合もあります。
詳しくはレッスンでお話しています。
トリルがなかなか上手にできない時の練習法として、
まずはハノン
ハノンピアノ教本の中に入っている、46番[5本の指のためのトリルの練習]をしてみるといいですよ。
そして、指の形。
やっぱり指を少し曲げ、自然な形のアーチ型でゆっくり力を抜いて練習してみる。
そして、これ結構大事かも↓
机の上やピアノの蓋の上で、同じく指の形に気をつけながらゆっくりトリルをやってみる。
その時に力が入っていないか確認しながら。
ゆっくりできだしたら少しずつ速く、まずは10秒を目標に!
こんな感じで生徒さんにやってもらっています。
「家でじゃなくても、学校で授業を受けながらやってみて〜。先生にバレないよ〜にね🤣」
とこんな感じで伝えています。
生徒さんに人気の子犬のワルツのトリル↓
この曲でも長いトリルが出てきますが、
このような練習法で全然出来なかった子も、必ず出来るようになります。
(速い曲が苦手な子は、こういう曲は選曲しませんが😅)
トリルが苦手という方は、是非試してみてくださいね。
では👋