Henry McCullough Benefit Concert | イギリスからの音楽便り

イギリスからの音楽便り

在英35年の著者がロンドンおよびイギリスの音楽情報を本場ならではの一歩踏み込んだ取材をして貴重画像・映像などをお届けします。

皆さん、ご無沙汰しております。
今年に入ってから仕事が超がしくてなかなかブログを更新できませんでしたが、本日やっと時間できたので更新します。
前回に引き続きライブ・レポートとなりますが、今週の火曜日にウイングスなどで活躍したアイルランド人ギタリストHenry McCulloughが現在病気療養中のため、Henry McCulloughの音楽友達など同士たちが集まって開催されたBenefit Concertに行ってきました。
メインのAll star bandのメンバーもすごい連中でしたが、ゲストの連中がそれ以上にすごい顔ぶれでした。
曲目は、Henry McCulloughの作った曲を中心に、その他ゲスト連中の持ち歌などが演奏されました。

メンバーは以下のとおり。

All Star Band
Tim Hinkley - Keyboards/Vocals
Mel Collins - Saxophone/Flute
Bob Tench - Vocals/Guitar
John "The Admiral" Halsey Drums
Steve Simpson - Guitar/Vocals
Jerome Rimson - Bass

ゲスト・ミュージシャン
Nick Rowe
Paul Carrack
Andy Fairweather Low
Graham Parker
Suggs
etc.


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コンサート広告のポスター。

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ライブ前半と後半の休憩中に同士が持ち寄った超貴重アイテムのオークションなどもあったりして、会場はかなり盛り上がりました。
ちなみにポール・マッカートニーのサイン入りのビートルズのモノボックスは£1700.00(約30万円)で落札されました。

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All Star Bandはこんな感じ。

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一時Jeff Beck Groupにも在籍していたことのあるBob Tench。
この日はギター・プレーに集中していましたがあのソウルフルなヴォーカルも聴かせてほしかったなー。

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さすが、Mel Collinsは、King Crimson, Camel, Alan Parson's Projectのレコーディングに参加しているだけあってサックス・プレーは素晴らしかったですよ。

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Nick Roweもイギリス風のトラッドっぽい音楽を演奏してくれましたね。

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Mike + The MechanicsのメンバーでEric Claptonなどのツアーにも参加しているPaul Carrack。
この日は大昔のヒット曲「How Long」を披露してくれました。
私としては、「Over My Shoulder」を歌ってほしかったんですが。(笑)

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同じくクラプトンのツアーにも参加したことのあるAndy Fairweather Low。

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ノリの良いロックン・ロールを披露してくれたGraham Parker。

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元Madnessのリード・ヴォーカリスト、Suggs。
歌った歌は当然、「It Must Be Love」。

それではこの晩録画したビデオを2本ほど紹介します。
途中からですが、Paul Carrickの熱唱が楽しめる「How Long」。


もう1本はAll Star Bandの演奏ですが、Mel Collinsのサックスが最大限にフィーチャーされた素晴らしいインストルメンタル・ナンバーです。
これはなかなか見ごたえありますよ。