原油価格上昇の懸念台頭、円安加わり景気圧迫要因にも(ロイター) - 注目の経済総合トピックス -

［東京　２７日　ロイター］　原油価格の上昇が止まらない。世界的な金融緩和で流動性が潤沢になっているほか、イランの核兵器開発疑惑をめぐって原油供給量が低下するとの見方から、投機筋が買い進んでいる。流動性と円安は日本株にとってはプラスであり、デフレの日本では原油価格が多少上昇した程度では金融緩和期待は崩れない。だが、昨年のようにインフレ懸念が強まれば海外の金融緩和ムードは後退せざるを得ず、景気も圧迫される。

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